中央公論新社は2月9日、1年間に刊行された新書から最高の一冊を選ぶ「新書大賞2024」の受賞作品を発表した。大賞には今井むつみさんと秋田喜美さんの『言語の本質』(中公新書)が選ばれた。
17回目となる今回は、2022年12月から23年11月に刊行された新書を対象に、有識者や書店員、各社新書編集部、新聞記者など107人の投票で決まった。
2位以下は次の通り(5位は2冊)。なお、「新書大賞2024」の上位20冊のランキングと講評、大賞受賞者のインタビュー、有識者49人の23年のおすすめ新書などは2月9日発売の『中央公論』3月号に掲載している。
▽第2位=『訂正する力』(東浩紀さん、朝日新書)
▽第3位=『客観性の落とし穴』(村上靖彦さん、ちくまプリマー新書)
▽第4位=『Z世代のアメリカ』(三牧聖子さん、NHK出版新書)
▽第5位=『ネット右翼になった父』(鈴木大介さん、講談社現代新書)
▽同=『トランスジェンダー入門』(周司あきらさん、高井ゆと里さん、集英社新書)