西村書店は5月15日、世界20言語で刊行されている絵本『もし、世界にわたしがいなかったら』(文=ビクター・サントス、絵=アンナ・フォルラティ、訳=金原瑞人)を発売した。
同書は、イタリア・ボローニャ国際児童図書展「美と世界:新しいノンフィクション絵本」2023年選定作品、ユネスコ「先住民言語の国際の10年」(22-32年)の公式選定絵本、ドイツ・ミュンヘン国際児童図書館カタログ『ホワイト・レイブンズ2023』選定作品、「dPICTUS未刊絵本ショーケース」22年選定作品。
「人間と社会にとって不可欠であり、世界の文化の多様性を支えている〈言葉〉。話し言葉、書き言葉、点字、手話など、さまざまな言葉の大切さを、すっと心に届くシンプルな文章と、深くあたたかみのある挿し絵でえがき、『人間とは』『世界の豊かさとは』を問いかけるユニークな哲学絵本」とすすめている。
□A4変型・上製/42㌻/定価1980円(税込)