日販セグモ 全国一斉に「ねこ検定」 東京農大とも連携

2024年8月14日

 

 

 日販グループホールディングスの事業会社である日販セグモは8月8日、2025年3月に全国一斉で「ねこ検定」を開催することを発表した。東京農業大学の動物行動学研究室「猫と人との関係性に関する研究」とも連携する。

 

 同社は「ねこと人がよりよく暮らせる社会を実現する」ことを目的に、2017年から「ねこ検定」を開催。これまでのべ2・6万人以上が受験しているという。この「ねこ検定」を来年3月23日(日)に、全国5会場とパソコン、タブレット、スマートフォンで受験できるオンライン検定を全国一斉で開催する。「世界猫の日」の8月8日から申込受付を開始した。

 

 また、同検定は「猫が人にもたらしてくれる効果や猫と仲良くなる方法」について研究を重ねている東京農業大学動物行動学研究室の内山秀彦教授の研究に協力していくことで合意した。猫と人との関係性や、生活面・健康面における新たな発見、改善に寄与することを目的に、さまざまなアンケートを実施し、結果を研究内容に活かす。アンケートはねこ検定受験者や合格者らを対象に希望者を募り、年間を通して数回、実施する予定。

 

 検定会場は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡で、申込締め切りは来年2月22日(土)の「ねこの日」まで。受験料は初級=4900円、中級=5900円、上級=7200円、初級・中級併願=9600円、中級・上級併願=1万1600円、初級・中級・上級併願=1万5778円(すべて税込)。

 

 公式テキスト・参考書の『ねこ検定公式ガイドBOOK 初級編 新版』、『ねこ検定公式ガイドBOOK 中級・上級編 新版』、『ねこの法律とお金 増補改訂版』(発行=ライブ・パブリッシング)も、全国の書店・ネット書店で発売している。