KADOKAWAは、夏の甲子園開幕に合わせて、7月31日に『甲子園優勝監督の失敗学』(大利実氏、1870円・税込)、8月6日に『高校野球と人権』(中村計氏、松坂典洋氏、2090円・税込)を刊行した。いずれも電子書籍で同日配信。
『甲子園優勝監督の失敗学』は、昨夏の甲子園を制した慶應義塾・森林貴彦監督や、一昨年優勝の仙台育英・須江航監督など、8人の日本一経験監督が登場する。それぞれが過去に「忘れられない失敗」を経験。そこから何を学び、克服して、日本一まで上り詰めたのか。名将たちの失敗学が初めて明かされる。
『高校野球と人権』は、世界的に人権意識が高まる中で、なぜ、高校球児の「強制丸刈り」は今も許容されているのか。高校野球で多くのベストセラーを持つ中村氏が、学校・スポーツのトラブルを扱う弁護士の松坂氏に話を聞いた一作。日本人に愛される「高校野球」から、日本人が苦手な「人権」を考える知的エンターテインメント。