中日新聞東京本社 新刊『一笑両断2 まんがで斬る政治』発売

2024年8月16日

 

A5判・並製/128ページ・オールカラー/定価1540円・税込

 

 中日新聞東京本社は8月28日、新刊『一笑両断2 まんがで斬る政治』を発売する。2021年に出版し、人気を博した『一笑両断』の第2弾となる今作では、東京オリンピック前後から24年7月までの連載政治まんがから、約100点を選りすぐり、東京新聞元編集局長(中日新聞社取締役)の金井辰樹氏による解説を加えた。

 

 マンガ家の佐藤正明氏は1949年、愛知県名古屋市生まれ。南山大学外国語学部卒。85年「中日マンガ大賞」大賞受賞、87年「読売国際漫画大賞」金賞受賞などを契機に、本格的に風刺漫画を描くようになり、現在、中日新聞・東京新聞・西日本新聞に連載を持つ。2020年「日本漫画家協会賞」カーツーン部門で大賞を受賞。著書に『あまり癒やされない心の詩』『なごや弁』(いずれも風媒社)、『一笑両断 まんがで斬る政治』『まんがでわかるだましの手口 悪質商法4コマ事例集』(いずれも東京新聞)。

 

 新刊は、菅義偉政権の終焉から自民党総裁選を経て、岸田文雄首相が誕生するところから始まる。ウクライナ戦争を始めとする外交や、旧統一教会問題に翻弄された22年、物価高に国民が悲鳴を上げ「増税メガネ」の異名がついた23年、裏金問題で国民からの信頼が地に落ちた24年を活写する。

 

 巻末には、歴代首相の似顔絵と採点表を掲載。佐藤氏が紙面で連載を始めた時の首相である中曽根康弘氏から岸田文雄氏までの21人(安倍晋三元首相は2回登場)について、佐藤氏が寸評する。