日本出版販売株式会社(日販)と同グループの株式会社ひらくが運営する入場料のある本屋「文喫 福岡天神」は9月1日、有料エリアの席数を170席に拡大しリニューアルオープンする。 リニューアルのコンセプトは“心も身体も満たされる「憩いの場」”。内装や喫茶メニュー、利用プランも変更する。
同店は2021年3月に福岡県の百貨店・岩田屋本店7階に、カルチャースクールとの融合による新業態として開業。オープン以来、同施設内の岩田屋カルチャースクール「学IWATAYA(まなび いわたや)」と連携し、「知って、深めて、体験する」体験型本屋として、ファミリー層から高齢者まで幅広い世代が来店している。
リニューアルでは、喫茶エリアの席数を150席から170席に拡大し、内装も純喫茶を思わせるレトロモダンなデザインに一新。喫茶メニューは「心もお腹も満たされる憩いのひとときを」をテーマに、食事メニューをタコライスやオープンサンドなどのラインナップに。デザートには「珈琲あんみつ」や、バニラアイスやクッキーをトッピングしたフルーツゼリー・珈琲ゼリーなどを追加する。
有料エリアの約3万冊の本はブックディレクターがあらためてセレクト。本棚だけでなく、店内通路や拡大した喫茶エリアにも本を並べる。また、従来の終日入場料に加えて2時間利用プランを用意する。営業時間は10~20時(ラストオーダー19時30分)。リニューアルに伴い8月30日、31日を休業する。
□所在地=〒810-8680福岡県福岡市中央区天神2-5-35岩田屋本店本館7階