八重洲ブックセンターは新企画「まだ読んでいない方に勧めたい!八重洲ブックセンター書店員が推す本2024」(通称「やえ推し本」)を創設。ノミネート作6作品の中から読者投票および社内選考で大賞作品に川上未映子『夏物語』(文春文庫)を決定した。これを記念して同社の全10店舗でフェアを開始した。
「やえ推し本」は一定の売りあげと評価はあるものの、さらに広く読まれるべき1冊を選び、読者に届けることを目的に創設。フェアの開催は11月8日から25年1月31日までの期間で、「やえ推し本2024大賞」の限定帯で展開する。
大賞以外のノミネート作品は、パウロ・コエーリョ『アルケミスト』(角川ソフィア文庫)、角田光代『彼女のこんだて帖』(講談社文庫)、仙川環『処方箋のないクリニック』(小学館文庫)、勅使川原真衣『働くということ』(集英社新書)、青山南『本は眺めたり触ったりが楽しい』(ちくま文庫)。