【訃報】谷川俊太郎さん92歳(詩人) 「The Bunka News」トップインタビューを無料公開

2024年11月19日

 

インタビューに応じる谷川さん(2022年)

 

 詩人・谷川俊太郎さん92歳が、2024年11月13日22時05分、老衰のため、杉並区内の病院で死去した。葬儀は故人の生前の意志により、11月18日に近親者のみで執り行った。後日、お別れの会を開く予定(日時未定)。供花・供物・香典等は辞退する。

 

 1931(昭和6)年12月15日、東京生まれ。50年「文學界」に「ネロ他五篇」を発表して注目を集め、52年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以降、数千の詩を創作、海外でも高い評価を得る、日本を代表する詩人。


 多数の詩集、散文集、絵本、童話、翻訳書があり、脚本、作詞、写真集、ビデオなども手がけ、老若男女に愛された。


 83年『日々の地図』で読売文学賞、93年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、16年『詩に就いて』で三好達治賞を受賞。ほか、詩集『六十二のソネット』『ことばあそびうた』『私』『夜のミッキー・マウス』『ベージュ』『虚空へ』、翻訳書『あしながおじさん』『スイミー』『マザー・グースのうた』『完全版ピーナッツ全集 スヌーピー1950〜2000』全25巻、絵本『あな』(和田誠・絵)、『もこもこもこ』(元永定正・絵)、『わたし』(長新太・絵)、『へいわとせんそう』(Noritake・絵)、『ぼく』(合田里美・絵)、エッセイ『ひとり暮らし』ほか著書多数。

 

 2022年4月19日付の「The Bunka News(文化通信)」では、【トップインタビュー】詩人・谷川俊太郎氏に聞く 何もないところから湧き出る言葉を紡ぐ にご登場いただいた。