白泉社は12月27日、全国の絵本専門店と書店の絵本担当者3000人の投票によって選ばれた「今、もっともおすすめしたい絵本」を決定する第17回「MOE絵本屋さん大賞2024」(協力・朝日新聞社メディア事業本部など)の結果を発表した。1位は『大ピンチずかん2』(鈴木のりたけ/作、小学館)が受賞。新人賞に『ぎょうざが いなくなり さがしています』(玉田美知子/作、講談社)が、0・1・2歳向けの絵本に贈られる「ファーストブック賞」に『きらきら ぴかぴか どうぶつ だいすき』(瀧靖之/監修、あかいしゆみ/絵、朝日新聞出版)がそれぞれ選ばれた。
同賞は、絵本月刊誌の『MOE』が全国3000人の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者にアンケートを実施し、その年のおすすめしたい絵本30冊を決定。部門賞として「新人賞」と「ファーストブック賞」を設けている。12月27日発売の月刊誌『MOE』2月号で、『第17回MOE絵本屋さん大賞2024』を特集。1位を受賞した鈴木のりたけ氏のインタビューをはじめ、受賞作家から寄せられたコメントなどを掲載している。
『第17回MOE絵本屋さん大賞2024』受賞作品は次の通り。
▽1位=『大ピンチずかん2』(鈴木のりたけ/作、小学館)
▽2位=『わすれていいから』(大森裕子/作、KADOKAWA)
▽3位=『シカしかいない』(キューライス/作、白泉社)
▽4位=『いちごりら』(麻生かづこ/作、かねこまき/絵、ポプラ社)
▽5位=『ちょっぴりながもち するそうです』(ヨシタケシンスケ/作、白泉社)
▽6位=『トドにおとどけ』(大塚健太/作、かのうかりん/絵、パイ インターナショナル)
▽7位=『火の鳥 いのちの物語』(手塚治虫/原作、鈴木まもる/文・絵、金の星社)
▽8位=『おすしが あるひ たびにでた』(田中達也/作、白泉社)
▽9位=『パンダのおさじと ふりかけパンダ』(柴田ケイコ/作、ポプラ社)
▽10位=『そそそそ』(たなかひかる/作、ポプラ社)
▽同=『くまたのびっくりだいさくせん』(柴田ケイコ/作、白泉社)
▽新人賞1位=『ぎょうざが いなくなり さがしています』(玉田美知子/作、講談社)
▽ファーストブック賞1位=『きらきら ぴかぴか どうぶつ だいすき』(瀧靖之/監修、あかいしゆみ/絵、朝日新聞出版)