産経新聞社の特別顧問で社長、会長などを歴任した清原武彦(きよはら・たけひこ氏が2024年12月27日、肺炎のため死去した。87歳だった。喪主は長男・邦彦(くにひこ)氏。後日、お別れの会を開く。
清原氏は1937年生まれ、和歌山県出身。慶應義塾大学法学部卒業後、62年産経新聞社入社。82年ワシントン支局長、84年政治部長、87年編集局長、88年論説委員長、90年取締役論説担当・論説委員長、92年常務取締役編集・論説担当・東京編集局長、94年専務取締役編集・論説・正論担当、95年専務取締役総括、97年代表取締役社長、2004年代表取締役会長、11年取締役会長、15年取締役相談役、17年相談役、19年特別顧問(現職)。
そのほか主な職歴は次の通り。※印は現職。その他はいずれも退任。
1992年ポニーキャニオン取締役、98年関西テレビ放送取締役、同年サンケイビル取締役、99年日本新聞協会副会長、2001年フジサンケイリビングサービス(現DINOS CORPORATION)取締役、同年時事新報社代表取締役社長、05年ニッポン放送取締役、05年フジテレビジョン取締役、06年サンケイリビング新聞社代表取締役会長、08年フジ・メディア・ホールディングス取締役、同年日本美術協会副会長※、23年上野の森美術館館長。
第8次選挙制度審議会や第3次臨時行政改革推進審議会の委員も務めた。09年3月に日本棋院第38回大倉喜七郎賞を受賞。15年11月に旭日大綬章を受章した。