朝日新聞文化財団 2024年度朝日賞に真田広之さんら

2025年1月7日

 公益財団法人朝日新聞文化財団(理事長:中村史郎・朝日新聞社代表取締役会長)は1月1日、ビオラ奏者・今井信子さん、俳優・真田広之さんら2024年度朝日賞の受賞者を決定したことを発表した。贈呈式は1月30日に東京都内で、朝日新聞社主催の「朝日スポーツ賞」「大佛次郎賞」「大佛次郎論壇賞」「大岡信賞」との5賞合同で実施する。

 

 朝日賞は学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげ、日本の文化、社会の発展、向上に多大の貢献をされた個人または団体に贈られている。朝日新聞社が1929年に創設。現在は朝日新聞文化財団が事業を引き継いでいる。

 

 

 2024年度朝日賞受賞者は次の通り(敬称略・順不同)。

 

 ▽今井信子(いまい・のぶこ、ビオラ奏者)=ビオラ奏者としての世界的な活躍と、教育への貢献
 ▽真田広之(さなだ・ひろゆき、俳優)=米ハリウッドで切り拓いた国際的な俳優活動の実践
 ▽緒方芳子(おがた・よしこ、京都大学数理解析研究所教授)=量子統計力学から生じる数学的問題の研究
 ▽谷口尚(たにぐち・たかし、国立研究開発法人物質・材料研究機構〈NIMS〉理事)、渡邊賢司(わたなべ・けんじ、国立研究開発法人物質・材料研究機構〈NIMS〉特命研究員)=窒化ホウ素結晶の高品位合成と量子材料研究への貢献