福音館書店 『魔女の宅急便』刊行40周年記念 『SPY×FAMILY』遠藤達哉氏描き下ろし特別カバー付き文庫を発売 記念のプレゼントキャンペーン開催

2025年1月9日

 福音館書店は角野栄子作の児童文学作品『魔女の宅急便』が今年1月25日に刊行40周年となることを記念して、漫画『SPY×FAMILY』の作者として知られる漫画家・遠藤達哉氏の描き下ろし特別カバーが付いた文庫版第1巻を2月3日から期間限定で発売。文庫版全6巻のカバーをリニューアルする。また、同シリーズの購入者を対象に、抽選で150名にプレゼントが当たる記念キャンペーンを2月3日から4月30日までの期間で実施する。

 

遠藤氏描き下ろしの40周年特別カバー表紙(左) と リニューアル版文庫全6巻

 

 『魔女の宅急便』は1985年に刊行され、89年にはスタジオジブリによるアニメーション映画も公開されヒットした。また、これまで20を超える国と地域で翻訳出版されている。

 

 同社では刊行40周年を記念して文庫版全6巻の表紙をリニューアル。同時に文庫版第1巻には遠藤氏が描き下ろした特別カバーを付けて期間限定で発売する。

 

 キャンペーンは、同社が刊行する「魔女の宅急便シリーズ」を2冊以上購入し、購入時のレシート画像を専用ページからアップロードして応募する。対象商品は単行本「魔女の宅急便シリーズ」全9冊(オリジナルシリーズ6巻+特別編3冊)、文庫版「魔女の宅急便シリーズ」全6冊。

 

 賞品はA賞「角野栄子サイン入り『キキとジジ魔女の宅急便特別編その2』」を10名、B賞「オリジナルノート2冊セット」(A5サイズ、シリーズ3巻以降の挿絵を手がけた佐竹美保氏のイラストを配したオリジナルノートセット)を40名、C賞「特製クリアファイル」(遠藤氏による40周年特別カバーのイラストを配したクリアファイル)を100名に贈る。

 

 このほか、角野氏が館長を務める「魔法の文学館」(正式名称:江戸川区角野栄子児童文学館=東京都江戸川区)では、刊行記念日の前日にあたる1月24日に、作者と佐竹氏による対談を開催。参加は事前申し込みの上抽選制。(応募締め切り:2025年1月13日17時)。申し込みページから。

 

角野氏のコメント 1985年、「魔女の宅急便」の第1巻が出てから40年、長いあいだ多くの方に愛され、本当に幸せです。キキと一緒に、あっ、ジジも一緒にね、深く、深く感謝を申し上げます。ありがとう!

 

 この40周年記念の年に、人気の漫画家、遠藤達哉さんが文庫のカバーに絵を描いてくださいました。夜空を飛ぶキキ!元気みなぎるキキをお楽しみください。素敵なプレゼントが当たるキャンペーンもありますよ。

 

遠藤氏のコメント 「魔女の宅急便」40周年おめでとうございます!

 

 イラストを描くにあたり中学生ぶりに作品を読み返したのですが、あの頃には気づけなかった優しさや温かさがたくさんたくさん詰まっていて、思わず涙が出ました。こんなに素敵で、長く愛され続けている作品に携わることができて、本当に光栄で、嬉しい限りです。

 

 角野栄子さま、福音館書店さま、素敵な機会をくださり誠にありがとうございました。