蔦屋重三郎「耕書堂」の屋号 デザインのオリジナル商品 全国のTSUTAYA・蔦屋書店などで販売開始

2025年1月17日

 

 

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、TSUTAYAの由来にもなった江戸時代の出版人・蔦屋重三郎が、NHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主人公として放送されたことを機に、1月17日から全国のTSUTAYA・蔦屋書店など119店舗とECサイトで、蔦屋重三郎が多くの才能を世に伝えたとされる「耕書堂」の屋号をデザインしたオリジナル商品の販売を開始した。青山デカーボの和菓子「ポッピン缶」など12ブランド全45商品を販売している。

 

青山デカーボ 和菓子「ポッピン缶」税込1,485円

 

 CCCによると、同社の創業者である増田宗昭氏(現・CCC取締役会長)は、祖父が営んでいた家業の屋号が「蔦屋」であったことから、1983年に開業した一号店目の店名を「蔦屋書店 枚方店」と命名した。その後、江戸時代を代表するプロデューサー蔦屋重三郎のことを知り、TSUTAYAも現代のプロデューサーになれるように、ならったという。

 

 蔦屋重三郎は、喜多川歌麿や葛飾北斎、東洲斎写楽などの絵描きを育て、版木をつくって後世に残したが、「CCCにとってのTSUTAYAが版木であり、TSUTAYAを通じて、現代のアーティストや芸術文化を応援するとともに、それらを世界に向けて発信し、未来の生活者へ届ける拠点になりたい」との考えを示している。

 

 CCCは多くの人々に彼の魅力を再発見してもらうため、蔦屋重三郎の関連書籍などの店舗展開に加えて、蔦屋重三郎が多くの才能を世に伝えたとされる「耕書堂」の屋号(「蔦屋」「耕書堂」のデザインはカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の商標)をデザインしたオリジナル商品の販売を開始した。

 

 オリジナル商品は、蔦屋重三郎の生涯や功績にインスパイアされたアイテムを多数取りそろえている。お茶「本を読むときのお茶 蔦重デザイン」(カネ十農園)や御香「蔦屋重三郎 文読み香 沈香」(日本香堂)など、読書とともに楽しめる商品もある。全商品のラインナップはオリジナル商品一覧ページから。

 

蔦屋重三郎 コラボレーション特設サイト=https://tsutaya.tsite.jp/tsutaju/

 

オリジナル商品一覧ページ=https://store.tsite.jp/portal/tsutaju-items/

 

カネ十農園 お茶「本を読むときのお茶 蔦重デザイン」税込1,490円

日本香堂 御香「蔦屋重三郎 文読み香 沈香」税込1,500円