北海道新聞社は2月18日、本社が入る北海道新聞社ビル(札幌市中央区大通東4)の1階の南北テナント2区画で、2月20日から飲食店2店舗が開業することを発表した。昨年11月に開業した同ビル内のテナント区画で、飲食店が出店するのは初めて。
開業するのは、そば、居酒屋の「蕎麦前拍(はく)」と定食、弁当販売、居酒屋の「KATOSHOTEN」。両店舗の運営会社は、これまでも札幌の中心を流れる創成川の東側、創成イースト地区で人気飲食店を経営してきた実績があるという。
北海道新聞社は、新本社を拠点に「第二の創業」を掲げており、「新たな出店で事業強化を図る両飲食事業者と連携し、ビルのにぎわいづくりを目指す」としている。
交流スペースも一般利用可能に
また、同ビル1階では4月から、交流スペース「DO-BOX EAST」(ドゥー・ボックス・イースト)の一般利用も開始する。最大200人を収容できる交流スペースで、広さは旧本社(中央区大通西3)の交流スペースの約1・5倍となる245平方メートル。120インチの大型スクリーン、ステージ、動画撮影・配信機材を備え、物産展、セミナー、講演会、地域のイベントなどに幅広く利用できる。
昨年11月以降、主に北海道新聞社主催のイベントを開催しており、4月から一般利用を開始する。基本料金は平日午前9時~午後5時で、税込み6万6000円など。4~9月は開業キャンペーンで基本料金は半額、付帯設備料金は無料となる。
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交流スペース「DO-BOX EAST