毎日新聞社は２月18日、第97回選抜高校野球大会（毎日新聞社など主催、朝日新聞社後援）の「センバツ応援ポスター」を発表した。今回はイメージキャラクターに初めて男女１人ずつを任命。タレントでモデルの大角ゆきさん（高校１年）と、モデルのディランさん（同２年）が、東京・千代田区の毎日ホールで記者会見し、球児たちにエールを送った。
右からディランさん、大角さん、平地執行役員
大会は３月18日から13日間、阪神甲子園球場で開催される。大会を盛り上げるために作成されたポスターは、２人が「とどけ、みんなの想い。」という気持ちを込めて同じ学校の野球部を球場で応援する様子を表現した。大塚製薬の協力で作られ、出場32校の校名をそれぞれ１校ずつ記したものと、全出場校名を表記したものの計33種類ある。大会終了まで各出場校や自治体、商店街など全国各地で約６万枚が掲示される。
記者会見の冒頭、毎日新聞社・平地修執行役員があいさつ。「イメージキャラクターはこれまで、女性１人に務めていただいていたが、今回は初めて男女１人ずつにお願いした。スポーツ選手を応援する気持ちに男女変わりはない。男女問わずみんなで高校野球を応援し、盛り上げていきたいという思いから２人にお願いした。２人の明るくはつらつとした笑顔が、高校野球ファンの心をつかみ、その素晴らしさを広く発信してもらえると確信している」と語った。
大角さんは「（試合で）緊張した時は応援席を見てほしい。きっとパワーをもらえるはず」と、ディランさんは「センバツ大会に出ることは素晴らしいこと。悔いのない試合をしてほしい」と話した。