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マスコミ向けの発表会で新刊について語る加藤さん
マガジンハウスは2月24日、アイドルグループNEWSのメンバーで、作家としても活躍する加藤シゲアキさんが書いた新刊『ミアキス・シンフォニー』の発売を記念した発表会を、東京・中央区のマガジンハウス本社1階ロビーで開催した。
加藤さんは、NEWSの活動をしながら2012年『ピンクとグレー』(角川書店)で作家デビュー。21年に『オルタネート』(新潮社)で吉川英治文学新人賞、高校生直木賞を受賞。同作と23年刊行の『なれのはて』(講談社)で2度、直木賞に候補入りしている。
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『ミアキス・シンフォニー』Ⓒマガジンハウス 四六判上製、288㌻/装丁・岡本歌織(next door design)、装画・ヒグチユウコ/2月26日発売/1980円(税込)
新刊『ミアキス・シンフォニー』は、マガジンハウスの週刊誌『anan』で18年から22年まで全16回にわたって不定期連載していた小説「ミアキス・シンフォニー」を、大幅な加筆・修正を加えて、〝愛〟をテーマに新たな物語として刊行された。
多くのマスコミが集まった発表会で、加藤さんは「18年に書き始めた作品だが、その間にも2、3冊の本を出しており、(作家としての)自分の分身のような作品になった」と紹介。
「不定期連載で一話一話が独立した形で作ってきたが、単行本化を目指して23年から24年にかけて、構成を含めてかなり書き直した。アップグレードさせていく過程が本当に大変だった」と明かした。また、「NEWSのファンや作家としての自分を好きになってくれた人から、『やっとこの作品を読むことができてうれしい』といった多くの反響をもらっている」などと語った。
最後に、全国の書店に貼り出されている直筆サイン入りのポスターと同じように、ポスターにサインを書き込みながら新刊をPRした。