産経新聞グループの潮書房光人新社は2月26日、東京大空襲直後の昭和天皇巡幸など、第二次世界大戦中に主に撮影された同社保管の写真約2000点の販売を始めたことを発表した。「今年は戦後80年。報道機関をはじめとする皆さまの紙面、番組企画にぜひ活用を」と呼びかけている。
【特設ページ】https://www.aflo.com/ja/editorial-images/search?package_id=246343545
写真は、ミリタリー誌『丸』(1948年創刊)の編集作業を通じて入手、管理してきたものだという。アフロ社の特設ページからダウンロードできる。主な写真は次の通り。
▽真珠湾攻撃=25点(日本軍の出撃場面、真珠湾での戦闘場面)
▽太平洋の戦い=800点(マレー半島、ビルマ、ガダルカナル戦線の風景)
▽沖縄戦=50点(主に米軍撮影による戦闘の様子)
▽東京など日本本土空襲関連=80点(東京大空襲を含む各地の都市の様子)
▽予科練など日本海軍学校・訓練=80点(当時の記録写真)
▽戦前戦中の昭和天皇=30点(当時の報道写真など)
▽戦前満州の風景・ソ連軍侵攻=80点(ソ連軍の撮影によるものなど)
▽零戦など日本陸海軍の戦闘機=170点(特攻シーンなどを含む)
▽希少写真・戦艦「大和」「武蔵」=20点
▽「金剛」から「陸奥」まで日本の戦艦=430点
値段例は、書籍・雑誌・新聞などの出版物 中面(1年)=2万2000円から、表紙(1年)=5万5000円から、テレビ(1日)=2万2000円から、ウェブメディア(1年)=1万6500円から。