実業之日本社 東野圭吾氏初の本格絵本『少年とクスノキ』刊行へ

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2025年3月19日

 実業之日本社は5月1日、東野圭吾氏による初の本格的な絵本『少年とクスノキ』を発売する。

 

定価1980円、A4変形版、32ページ

 

 2024年5月に刊行したベストセラー小説『クスノキの女神』の作中に登場する架空の絵本を、「子どもたちに、読書の喜びや楽しみを知るきっかけとなる作品を届けたい」という思いで東野氏が物語として完成、絵本として刊行する。

 

 イラストは画家としてだけではなく多方面で活躍するよしだるみ氏。対象年齢は小学校中学年以上で総ルビ付き。

 

 クスノキシリーズは、『クスノキの番人』を20年3月に単行本、23年4月に文庫で発売、文庫は23年に最も売れた文庫本として累計100万部を突破。絵本が登場する第2弾『クスノキの女神』は24年5月に刊行し国内のみ20万部に達している。

 

 また、2作品あわせて延べ10の言語(韓国語、中国語繁体字・中国語簡体字、英語、フランス語、トルコ語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、ドイツ語)で翻訳版の刊行が決まっている。

 

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