
「ほんたす しんこうべ」店舗イメージ
日本出版販売(日販)は、神戸市の外郭団体「こうべ未来都市機構」と共創し、神戸市による新神戸駅周辺再整備の一環として、完全無人書店「ほんたす しんこうべ」を今年の6月、市営地下鉄神戸駅の北改札前に開業すると発表した。
「ほんたす しんこうべ」は、店舗運営省人化ソリューション「ほんたす」の店舗セキュリティや運営オペレーションなど独自ノウハウをフルパッケージで導入した売場面積20坪の完全無人書店。「ほんたす」としては関西初、完全無人での営業は全国2例目となる。
神戸市は新神戸駅周辺の再整備を進め、また、本の文化振興にも官民が協力して注力している。これらの背景と、日販の「本を起点として、より豊かなまちづくりに貢献する」という理念が一致し、協議を進めて実現した。
「ふらっと、サクっと、旬を手に。」
店舗の特徴は、「ふらっと、サクっと、旬を手に。」のコンセプトに加え、「今気になる・今ほしい」に応える神戸の情報発信拠点として、最旬の品揃えとレコメンドを提案する。また、神戸の観光スポットと連携した雑貨商材や限定オリジナル雑貨の販売も予定している。
こうべ未来都市機構・山本晃嗣社長は、「日本出版販売とタッグを組み、無人書店という新しいチャレンジで地域の賑わいづくりに貢献したい」、日本出版販売中部・関西支社金丸貴之支社長は「『ほんたす』パッケージが行政と組んで出店する初のケース。駅周再整備の基本方針の一つ『神戸市の玄関口としてふさわしい空間の創出』が実現できるよう、一丸となってより良い空間を提供していく」それぞれコメントを寄せている。
ほんたす しんこうべ
オープン日=6月下旬(予定)/住所=神戸市中央区加納町1丁目 新神戸駅構内