小学館は4月10日、累計230万部を突破したヒットシリーズ3作目となる鈴木のりたけ著『大ピンチずかん3』を発売した。
「大ピンチずかん」は絵本作家・鈴木のりたけ氏が、子どもが陥りそうな「大ピンチ」をユーモア交えて描くシリーズ。2022年2月に第1作目を発売し、シリーズあわせて絵本賞など13冠を達成し、累計発行部数は230万部を突破している。
3作目となる『大ピンチずかん3』は「うっかりメーター」を新搭載。これまで通り、「大ピンチ」をレベルの小さい順に紹介しつつ、「うっかりメーター」を使ってより深く「大ピンチ」に迫る。さらに「学校の大ピンチ」「むしの大ピンチ」など、新たな切り口で大ピンチを集めた。
発売に合わせて子ども向け番組NHK Eテレ「みいつけた!」やアニメの声優などで活躍し、子どもにも知名度が高いサバンナ・高橋茂雄氏が歌うCMを作成。
また、7月30日から「鈴木のりたけ『大ピンチ展!』」を横浜・大阪・東京・名古屋で次の通り順次開催する。横浜髙島屋(横浜市西区)=7月30日~8月18日、大阪髙島屋(大阪市中央区)=8月21日~9月1日、PLAY! MUSEUM( 東京都立川市)=10月8日~12月7日、ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区)=12月23日~26年1月12日。
刊行に伴い、鈴木のりたけ氏は「あっという間に3冊目です。まだまだありました、あんなピンチにこんなピンチ。これ入れてなかった!と思うような、メジャーピンチも。3冊目をこんなに早く作ることになるなんて、まったく想像しませんでした。すぐにネタ切れになるだろうと思ってましたから。でも、掘れば掘るほど、出てきますね。底知れない大ピンチの世界に、私自身が魅了されています。巻を重ねるごとに、情報量も増し増し。読み応えじゅうぶんの“3”です。ご期待ください」とのコメントを発表した。
□判型B20取、48ページ、定価1650円