読売東京本社とYC 輪島塗復興に1000万円寄付

2025年4月22日

輪島漆芸技術研修所の小森所長(左から2人目)に寄付金目録を贈呈する読売新聞グループ本社の山口寿一社長。左端は研修生の余門美晴さん、右端は北陸連合読売会の竹田慎一郎会長(4月10日、石川県輪島市で)

 

 読売新聞東京本社と管内の読売新聞販売店(YC)は4月10日、漆芸技術の継承拠点「石川県立輪島漆芸技術研修所」(輪島市)に1000万円を寄付した。


 毎年行っている社会貢献活動の一環。能登半島地震からの復興のシンボルとなる輪島塗などの技術継承を支えようと寄付を決めた。


 研修所で行われた贈呈式で、読売新聞グループ本社の山口寿一社長は「これからも輪島塗の復興・振興に力を入れていきたい」とあいさつ。目録を受け取った小森邦博所長は「生徒たちが不自由なく作業に取り組めるように寄付金を活用していきたい」と話した。