【つぶや記】文化通信2021年11月9日付

2021年11月9日

 そのaircraft carrier のスケールモデルキットがあれば、とかねて考えていました。実はキットはあったのですが、レジンのため高額で手が出ないまま市場から姿を消していました。それがインジェクションで登場、高額でしたが今回は入手しました。

 

 スケールモデルは実物を再現しようとするため、近年ではキットに加えて、自作、レジン、エッチング、メタル、3D プリンタ造形物などによる部位を組み合わせて加工することで、より実物に近づけるようになりました。いずれも高額や扱いが面倒、と手の出し辛い代物ですが、モデラーの作例を見てみれば、これまた考えてしまうものです。

 

 これに多様な塗料と塗装法が加わります。気がつけばモデルとして完成させるためには、こんなにも複雑な部品と工程が必要になっていたとは……。尤もこの複合化によって何かを作ることは、もはやスケールモデルだけのことでは………。

 

 【近藤】