某月某日
新年号の「トップインタビュー」で、活字文化議員連盟の上川陽子新会長を議員会館に訪ねる。上川さんとは、2008年に『味の手帖』巻頭「牛尾治朗対談」の折に同席して以来、14年ぶりの再会である。東京大学卒、ハーバード・ケネディスクールに留学後、政界に進出。法務大臣だった2018年にオウム真理教・麻原彰晃以下13人の死刑執行命令書にサインした、聡明怜悧かつ豪胆なイメージだが、ひと昔前も今も笑顔が素敵でチャーミングな女性である。
「神田神保町を『本の街』として国際的な拠点にしていくプロジェクトを考えたい」「子供の頃から新聞を通して社会の動きを知ったり、物事を考える力を養うことは極めて大事」「自分の好きな絵本や感銘を受けた本というのは人生の伴走者。若い人にはそうした本に早く出会ってほしい。『本屋さんや図書館に行ってみようよ』と伝えたい」など。新年号をお楽しみに。
某月某日
「第2回文化通信カップ」を富士裾野のファイブハンドレッドクラブで開催。晴天微風と、「言い訳できない」絶好のゴルフ日和だったが、参加36人中、100切りは僅か6人、難コースではある。
何が起こるか分からない「新ペリア・上限無し」で、栄えある優勝に輝いた光和コンピューター・寺川光男社長には、味の手帖セレクトの『銀座岡半』松坂牛すき焼きセットと『東天紅』の「おうちで中華」など。ベスグロは、主婦の友社・平野健一社長と日本能率協会マネジメントセンター・高梨文明常務が92で並ぶも、年齢優先で平野さんに栄冠、レアものシングルモルトウイスキーとGF(グリーンフィー)無料券。高梨さんは準優勝で、『あしや竹園』の但馬牛ランプ肉とミンコロのセット。Gakken・五郎丸徹社長が19位(東急賞)でゲットした三島東急ホテル宿泊券とGF無料券はラッキー。ラウンド(苦行)の後の、東急ホテルから出向する料理長が腕を振るう料理で一杯やる"アフター"を楽しんだ。
某月某日
今月15日から開催される「ギフトブックキャンペーン2023」のカタログ『ほんのきもちです』改め、『先輩の本棚』が納品される。
今年は多くの出版社の力添えをもらい、大幅なコスト増にも拘らず書店や図書館、直販向けに、昨年より好条件で販売する。一人でも多くの若者たちが「人生の伴走者」となる一冊に出会う機会になることを切に願っている。
【代表取締役・山口健】