【つぶや記】2024年6月18日付

2024年6月17日

 近くの田んぼに水が入り、田植えが始まった。裏山には今年も鶯が飛来、数年前から見かけるようになったイソヒヨドリとともに、鳴き声で楽しませてくれる。わが菜園ではジャガイモが採れ始め、一雨ごとに夏野菜の背丈がぐんぐん伸び、間もなく収穫に忙しくなるだろう。大きな自然のサイクルの中で、わずかながら人の手をかけて恵みをいただく◆先日、娘が初めて彼氏なる人を連れてきた。付き合っている人とわかってはいたものの、セリフのような「娘さんとお付き合いさせていただいている〇〇です」との言葉に、少し動揺を見せた私がいた。チャラい人だったらいやだなぁと思っていたが、言葉遣いもていねいな素朴な青年で一安心。ゆっくりと互いの理解を深めていってほしい。いくつ目かの転機を迎えた姿を見守りたい。ここで私が手をかけても野菜のようにはうまくいかないだろう。反面教師としては役に立てるか…【櫻井俊宏】