販促物に対する書店の声
当社の「ＢｏｏｋＬｉｎｋＰｒｏ」を利用している書店から、配信されているチラシ類に投票してもらう第２回デジタル販促チラシコンテスト」の投票結果がまとまった。最多得票となった出版社は第１回に続いてＰＨＰ研究所だった。
同社は本サービス開始時から積極的に活用いただき、配信数は参加出版社中最多。しかも、他社の販促物を参考にして、チラシの作り方を変えるなど工夫に力を入れる。その結果が最多得票につながっているのであろう。
アンケートではチラシへの投票以外にも意見を募った。本サービスに対するご意見とともに、出版社などへの注文や希望も寄せられた。
「受信する側に紙代を強いるＦＡＸという手段は早く廃止してほしい」「この時代にわざわざ地方から電話かＦＡＸしないと受け付けないとなると、そういう出版社の客注は断るようにしました」「郵送拡材はＳＤＧｓの観点からみても、希望するものだけを送ってほしい」といった厳しい意見。
一方で、「出版社の垣根を超えたフェアなどの情報もあれば活用しやすい」「ワークショップや着ぐるみ等、イベントの参加申し込みができればうれしい」「ハガキサイズのＰＯＰ画像をチラシの中に入れ込んでは」といった希望も。いずれもとても参考になるので、利用出版社にフィードバックしている【星野渉】