【つぶや記】2025年2月18日付

2025年2月18日

 ♪梅は咲いたか、桜はまだかいな♪初春は梅と思ったらこの歌が頭に浮かびました。一体いつの歌?調べると明治5年頃流行した、俗曲「しょんがえ節」を元に端唄、小唄となり親しまれたようです◆皆さんはご存じですか?私はなんでこの歌を口ずさめるのでしょう。しいて言えば大歌手美空ひばりさんが昭和60年頃歌っていたようです。歌好きの母が口ずさんでいたのでしょうか◆私は実は美空ひばりの歌い方があまり好きではありません。でも関心して感激した事が起こります。1980年代後半、長寿番組「題名の無い音楽会」でイタリアオペラ「トスカ」のアリア「歌に生き、愛に生き」を日本語訳詞でひばりが歌ったのです。「上手い!」かなり音の低い編曲でしたが。悲しくも力強い心情を切々と歌い上げる曲を、ひばりは素晴らしく歌い切り涙ものでした。素敵な大歌手です。梅の話がどこへ行ったのか。春よ来い!【田中良子】