某月某日
年度末恒例の定期健診を受ける。すくすく育った腹回りは、息を吐き切り腹筋に力を込めて臨んだにもかかわらず95。血圧も2度測り直してなんとか胃カメラがのめるほど高い。受診後、今回も「特定保健指導」の対象として居残り面談。3か月後3㌔体重を落とす目標を立て、諸々ご指導いただく。
これはマズイと、週末一年ぶりにフィットネスクラブのプールで20m毎に、休み休み1㎞泳ぐ。帰宅後測った血圧は、ほぼ正常値。為せば成る! 夜は原宿の「プリティーポークファクトリー」で、ご褒美サムギョプサルとビール。
某月某日
ラッキーなことに、MLB開幕第2戦のチケットをゲットし東京ドームへ。佐々木朗希のメジャー初登板、大谷翔平の今シーズン初ホームランをナマで目撃。鳴物のない球場の雰囲気が心地よい。
地域名か企業名か。冠するチーム名が象徴するように、日米の球団経営の考え方は全く異なる、アメリカでは、赤字覚悟で有力選手を高額で獲得し強いチームを作り、「球団を高く売る」、あるいは戦績はボロボロでも「金の卵を育ててその移籍金で儲ける」、そのどちらかとは、同行した友人の言。
人材流動化の昨今、有能な専門人材を、移籍金を払って円満に獲得するのもアリかもしれない。
某月某日
朝日新聞で当社が協力する新企画「あなたに贈る本」が始まる。
今年で5年目となる「先輩の本棚」と「こどものための100冊」から、著名人の「推し本」とメッセージが毎月第2日曜に転載される。初回となる4月13日は、イモトアヤコさんのインタビューと、浦上博史・ハウス食品社長、小児科医・工藤紀子さんで構成する。
版元からの発信や、新聞の書評欄は新刊本がほとんど。書店店頭においても同様である。もっと既刊本に光をあてるべきという思いで始めた取り組みは、かつて広報担当だった岡本順常務と昨年末に面談した角田克社長(当時専務)にも評価されていた。4月の紙面改革で採用されることには正直驚愕したが、光栄の至りである。
既に実施している新刊本の著者によるトークイベントに加え、著名人や書店・図書館員、編集者などが参加するオンライン・コミュニティサロンの開設も計画している。多くの顧客接点を持つ新聞の力で本好きの人々が集い、本との出合いの場とならんことを願う次第。皆様のお力をお借りしたい。