記念シンポジウム「出版業界のこれからを考える デジタル化、市場構造変化、コロナ禍の先を見据えて」
出版業界は、デジタル化の進展に伴って産業構造の転換を迫られていますが、昨今のコロナ禍はこうした変化を一層加速させる要因になっています。
今後の出版流通や書店、出版社など業界プレイヤーの方向性、そしてデジタル化による変化などについて、日本を代表する書店である紀伊國屋書店の藤則幸男取締役副社長、出版社経営者を経て日本書籍出版協会専務理事として業界動向を見てきた中町英樹氏、電子出版流通大手メディアドゥの取締役副社長COOを務め海外の出版事情にも詳しい新名新氏、長年出版社や書店などのシステムを構築してきた光和コンピューター代表取締役社長の寺川光男氏が論じます。
《講師》
◆藤則幸男氏(紀伊國屋書店取締役副社長)
1958年広島県生まれ、広島大学卒、80年 紀伊國屋書店入社、2008年取締役、10年常務取締役、14年専務取締役、18年取締役副社長(総務部・経理部・人事部担当、店売総本部副総本部長、国内関連会社担当)
◆中町英樹氏(前日本書籍出版協会専務理事)
神奈川県出身、早稲田大学卒、日本経済新聞社入社、出版局局次長兼営業部長、日経ホーム出版社常務取締役管理担当兼マーケティング担当、日経BP出版センター代表取締役社長、一般社団法人日本書籍出版協会専務理事等を歴任。経済産業大臣登録中小企業診断士、一般社団法人日本エグゼクティブコーチ協会理事認定エグゼクティブコーチ、BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
◆新名新氏(メディアドゥ取締役副社長COO)
1954年東京都生まれ、1980年上智大学文学部心理学専攻卒、中央公論社(現・中央公論新社)に入社。96年角川書店(現・KADOKAWA)に入社、2003年 同社書籍事業部部長、07年常務取締役、08年角川エディトリアル代表取締役、12年ブックウォーカー取締役、13年角川文化振興財団事務局長、14年出版デジタル機構代表取締役社長、18年メディアドゥ代表取締役社長、株式会社メディアドゥホールディングス副社長執行役員COOに就任。
20年6月からは両社が合併したメディアドゥで取締役副社長COOを務める
◆寺川光男氏(光和コンピューター代表取締役社長)
1954年東京都生まれ、77年日本大学生産工学部数理工学科卒、メーカー系システム販売会社の技術部門責任者を経て、2000年光和テクノシステム創業と共に光和コンピューター取締役、06年両社経営統合により専務取締役、15年代表取締役就任
《司会》
◆星野渉氏(文化通信社専務取締役)
《開催概要》
日時:10月21日(水)15時~16時30分
会場:日本出版クラブ会館(会場は限定50人)/オンライン(Zoomウェビナー)
*感染防止のため、会場参加は50人に限らせていただきます。
参加費:無料
企画:株式会社光和コンピューター
運営:株式会社文化通信社
◆講師:営業部(担当:野中)
電話:03(3812)7466 メール:eigyou@bunkanews.co.jp