株式会社ことのは
今年9月に開局を迎えたインターネット放送局「ことのは」(株式会社ことのは、代表取締役:川久保剛)は10月4日より、「炎上の時代を超克し、開かれた「文明」を探求する動画配信プラットフォームを作りたい」と題しまして、株式会社CAMPFIREにてクラウドファウンディングを開始致します。
(https://camp-fire.jp/projects/view/470369)
ロゴ&画像 Created by 八木幣二郎
今年9月に開局を迎えたインターネット放送局「ことのは」(株式会社ことのは、代表取締役:川久保剛)は10月4日より、「炎上の時代を超克し、開かれた『文明』を探求する動画配信プラットフォームを作りたい」と題しまして、株式会社CAMPFIREにてクラウドファウンディングを開始致します。本放送局は、立ち上げ資金および半年間の運営資金を確保するために、クラウドファウンディングの実施を決定いたしました。
本放送局では、現代日本を代表する研究者・知識人・文化人の方々に、それぞれ配信者として番組をお持ち頂き、ゲストを招くなどして自由闊達な議論を繰り広げて頂きます。「動画の総合雑誌」である本放送局は、定期購読の月刊誌のように、月額1200円(公式ホームページよりPayPal決済(クレジットカードのみ))にて、配信およびアーカイブを含め、全ての番組をご覧頂けます。公式ホームページを通じて、クリエイター向け動画共有サイト「Vimeo」にて番組を配信致します。
※クラウドファウンディングの達成目標金額を超過して御支援を賜われた場合、インターネット放送局ことのは独自の動画配信プラットフォームサイトをスクラッチ開発する計画がございます。詳細は下記を御覧下さい。
2021年9月29日(水)放送
「先崎彰容×與那覇潤 失われた「歴史」をもとめて――知性の相貌Vo.1 インターネット放送局ことのは第1回トライアル放送」の様子
Vimeo URL:https://vimeo.com/manage/videos/614203618
YouTube URL:https://www.youtube.com/watch?v=Ug_GKbl-xoo
インターネット放送局「ことのは」では、現在、以下の3つのコーナーを設けております。
・「ことのは論壇」
現代日本を代表する論客たちが、一つずつ番組をもち、ゲストとの対談などを通じて、自由闊達に議論を繰り広げます。
【番組例】
苅部直(東京大学大学院教授)「<日本>の思想文化」
佐伯啓思(京都大学名誉教授)「現代文明論講義」
会田弘継(関西大学客員教授)「新・黒船の時代」
井上義和(帝京大学教授)「特攻文学を読む」
貝塚茂樹(武蔵野大学教授)「『戦後日本』の探検」
片山杜秀(慶応義塾大学教授)「搦め手から」
河野有理(法政大学教授)「思想の領分」
施光恒(九州大学教授)「新日本国家論」
先崎彰容(日本大学教授)「知性の相貌」
古川雄嗣(北海道教育大学旭川校准教授)「新日本教育論」
與那覇潤「リハビリする歴史」
開沼博(東京大学准教授)「番組名未定」
・「教育プラットフォーム」
最前線で活躍する教育研究者たちが、現代日本の教育について論じます。
【番組例】
貝塚茂樹(武蔵野大学教授)「『戦後日本』の探検」
高宮正貴(大阪体育大学准教授)「教育の玉手箱」
藤井基貴(静岡大学准教授)「現代教育学ことはじめ」
古川雄嗣(北海道教育大学旭川校准教授)「新日本教育論」
松田太希(暴力問題相談センター)「<はざま>で考える:暴力とスポーツから見る教育の様々」
山田真由美(北海道教育大学准教授)「戦後教育の思想史」
・「コレスポンダンスの海」
本会の理念に賛同学術団体や文化団体にご協力いただいた上で、番組を配信いたします。
【ご協力頂くことが決定致しました団体様(現時点)】
批評誌『夜航』様
(公式Twitterアカウント:https://twitter.com/yako_kobe)
歴史を中心とした同人雑誌『彰往テレスコープ』様
(公式ホームページ:https://syoutele.thebase.in/)
弊社姉妹団体・学術交流団体「「日本文明」研究フォーラム」
(公式ホームページ:https://www.nihonbunmei.com/)
・資金の使い道
御支援賜りました資金につきましては、第1期の放送局運営資金(11月より3月まで)に充てさせて頂きます。その内訳は、番組配信者・アシスタント・ゲスト出演者への謝礼・交通宿泊費、配信プラットフォームの設置管理費用、スタジオ賃料、放送局スタッフの賃金、ホームページの運営管理費、広報・デザイン費用等でございます。
また、皆様より賜りました御支援により最低限必要な運営費用を超える十分な資金的余裕が発生した場合、現行の計画よりも番組数を増加させることを計画しております。
また今後本放送局では、対談形式の討論番組の他、気鋭の作家・論者による、撮り下ろしの「ドキュメンタリー番組」や「映像作品」も順次制作していく所存です。どうぞ御期待下さい。
更に十分な資金が獲得出来ました場合、スクラッチ開発による独自の動画配信プラットフォームサイトを設立する計画も立案しております。このことにより、放送局運営の独立性を高め、御覧頂きます動画の品質の向上が可能となります。
困難な時代に新たな視点を切り開く、これまでにない論壇を持続可能なものにしていくための、皆様よりの御支援、心よりお待ち申し上げております。
「ことのは」が生まれるまで
私たちは、平成31年(2019年)4月に設立した学術交流団体「『日本文明』研究フォーラム」(https://www.nihonbunmei.com/)の3年弱に及ぶ歩みの中で、「日本文明」の理念を追求し続けて参りました。
本フォーラムは、設立以来現在10回を数える書評コロキアム・対話シンポジウム、そして今後も陸続と計画されている学術的催事において、立場と領域を超えた対話を成し遂げていると自負しております。
私たちは、国体論から資本論まで、およそ我が国の文明の在り方に関わる事象を、その実態と本質において捉え直す試みを続けて参りました。取り扱う題材も全く異なるイベントの各々は時局の喧騒を離れて共鳴し、「文明」=「私たちが共に生きるための共同的な価値の地盤」の姿を垣間見せてくれました。
これまでは運営の都合上、埋もれた「文明」の形を掘り起こすこの試みは、同人および少数の一般参加者に限って開かざるを得ませんでした。しかし設立より3年目を迎えた今、多くの識者の方々の御賛同と御協力を賜ることが叶いました。
最早、時は熟したと確信しております。
私たちは、この切なる希求をより多くの人々へと拡げるために、このいささか反時代的ですらある事業を恢弘するために、この度、有料動画配信事業の開始に踏み切ることに致しました。
「株式会社ことのは」について
放送局の運営を担うのは、「株式会社ことのは」(令和3年8月12日設立・代表取締役=川久保剛(麗澤大学教授)・本社住所:104ー0061 東京都中央区銀座1丁目22ー11 銀座大竹ビジデンス2階)です。本事業のために、代表川久保は会社を設立致しました。
「株式会社ことのは」の理念は、「学術支援会社」です。ここで言う「学術支援会社」とは、国の科学研究費や民間の各種助成金に頼ることなく、自前で資金を獲得して次世代の研究者を育成・支援する企業のことを指します。
実の所、学術支援を事業目的とする営利企業は、医学や法学などの分野においては現状少数ながら既に存在しております。しかし私たちの事業の特色は、支援する当の対象である学術的な情報を、一つの知的コンテンツとして体裁を整え、一つのプロダクトにして提供・販売する点にあります。それも、「文明の利器」の制作と活用を担う所謂「実学」ではない、「文明」=「私たちが共に生きるための共同的な価値の地盤」を担う人文・社会科学において、この事業を行わんとするものです。
その方針に基づき、「株式会社ことのは」の収益は、1.放送局の運営、2.「日本文明」研究フォーラムの運営、3.若手研究者支援に当てることにいたします。
川久保剛(かわくぼつよし) 株式会社ことのは 代表取締役
昭和49(1974)年、福井県敦賀市生。上智大学卒業。東北大学大学院博士課程単位取得。
現在、麗澤大学教授。「日本文明」研究フォーラム代表。専門は思想史。
著書に、『福田恆存:人間は弱い』(ミネルヴァ書房、2012年)、『日本思想史ハンドブック』(共著、新書館、2008年)、『総特集・福田恆存』(共著・編集協力、河出書房新社、2015年)、『方法としての国学』(共編著、北樹出版、2016年)、『道徳教育の理論と方法』(共著、ミネルヴァ書房、2020年)、『ハンドブック近代日本政治思想史』(共著、ミネルヴァ書房、2021年)、『道徳教育はいかにあるべきか』(共著、ミネルヴァ書房、2021年)、『道徳教育の変遷・展開・展望』(共著、学文社、2021年)など。
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プレスリリース |
2021年10月6日
データ提供:PR TIMES
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