累計30万部突破!『活版印刷三日月堂』シリーズ著者・ほしおさなえさんの新シリーズ待望の第2巻!

2021年10月8日

株式会社 大和書房
株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『言葉の園のお菓子番 孤独な月』(ほしおさなえ 著)を2021年10月9日に発売いたします。

ほしおさなえさん『言葉の園のお菓子番』シリーズ待望の第2巻発売!

『活版印刷三日月堂』シリーズや、『菓子屋横丁月光荘』シリーズでおなじみのほしおさなえさん新シリーズ『言葉の園のお菓子番』。
「連句」が題材である本作では、言葉が、想いが、大切な人が、まるで連句のように繋がり、主人公が一歩ずつ前に進んでいきます。
第1巻『言葉の園のお菓子番 見えない花』では多くの方に「温かい気持ちになった」「涙がこぼれました」と感動の声を頂きました。
この度、シリーズ待望の第2巻が発売されます。

言葉の園のお菓子番シリーズあらすじ

26歳で勤めていた書店が閉店。職を失った主人公・一葉は、亡き祖母の縁で連句会・ひとつばたごに通い始めます。連句会をきっかけに、書店員の経験を活かし、手書きPOPを書く仕事を始めた一葉。自分にできること、自分にしかできないことを探しながら手探りで働き始めるなか、連句メンバーから意外な仕事の打診を受けることに。新たな縁に導かれ、一葉が出会った仕事とは……?
別れと出会い、悲しみと喜びが静かに心を満たし、前を向く勇気をもらえる物語。

連句とは?

連句は俳句と異なり、複数の人が集まって作ります。誰かが作った五七五に、前の句の風景を思い描きながら次の七七を付け、それにまた別のだれかが五七五を付けて進めていきます。森羅万象を詠むと言われる連句では、「式目」と呼ばれるルールに添いながら、できるだけたくさんの事柄を入れます。同じようなことは2度としないし、ひとつながりの物語にもしない。句と句が緩やかに繋がりながら思いもしなかった新しい世界に至り、それが1つの作品となります。

季節に応じたお菓子の数々

第1巻に引き続き第2巻でも、実在する季節のお菓子が登場します。
どらやき、芋ようかん、もなか……
思わず買って食べたくなる、美味しいお菓子の数々にもご注目ください。

第2巻発売記念インタビュー公開!

第2巻発売を記念いたしまして、ほしおさなえさんのインタビュー記事を大和書房公式noteにて掲載いたします。
https://note.com/daiwa_note/n/n6a030d849ffc
本シリーズに込められた想いや、気付けば涙が止まらなくなってしまうほしおさなえさんの物語の魅力に迫りました。シリーズへの理解が深まるインタビュー、是非お読みください。
その言葉は想いを伝え、孤独な心をやさしく照らす――。
誰もが抱く悲しみに寄り添う、あたたかな涙あふれる物語

【目次より
しあわせの味
砂を吐く夜
生を謳歌す
旅人の本

なんじゃもんじゃ
孤独な月

著者略歴
ほしおさなえ
1964年東京都生まれ。作家・詩人。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2 0 1
6年『活版印刷三日月堂 星たちの栞』が第5回静岡書店大賞を受賞。主な作品に、ベストセラーとなった「活版印刷三日月堂」シリーズのほか「菓子屋横丁月光荘」「紙屋ふじさき記念館」シリーズ、『三ノ池植物園標本
室』(上下巻)、『金継ぎの家 あたたかなしずくたち』など多数がある。

書籍概要
書名:言葉の園のお菓子番 孤独な月
著者:ほしおさなえ
出版年月日:2021/10/9
判型・ページ数: 文庫判・312ページ
定価:770円(税込)
URL:https://www.daiwashobo.co.jp/book/b589147.html
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