株式会社主婦と生活社
2021年実施『第8回料理レシピ本大賞』で「【料理部門】入賞」と「プロの選んだレシピ賞」をW受賞した『基本調味料で作る体にいいスープ』の続編となる『基本調味料で作る体にいい作りおき』が、10月15日(金)に主婦と生活社より刊行されました。著者の齋藤菜々子さんは国際中医薬膳師の資格を持ち、一般家庭でも手軽に作れる体によい家庭料理のレシピを得意とする料理家。本書では、作っておくと毎日の料理が楽になる、体にいい作りおきのレシピを提案します。
●コロナ禍でますます需要が高まる「作りおき」
在宅時間が増える中、料理を手作りする機会が増えて、家事の負担は増大しつつあります。そんなときにあると助かるのが「作りおき」の料理。時間がないときのおかずとして、もう一品ほしいときの副菜として、大活躍してくれます。
著者・齋藤菜々子さんは言います。
私自身、料理を仕事にしていても、時間や心に余裕のないときは、「食事の準備どうしよう……」なんて悩み疲れる日もありました。そんなとき、ほんの2~3品でも冷蔵庫に作りおきがあるだけで、劇的に毎日の食卓を軽やかに、豊かにすることができたのです。料理の手間が減る。品数が増やせる。バランスがよくなる。いいところはたくさんあるのですが、なによりも自分の心が満たされたことは、発見でした。「献立を考えなくてもいいんだ」「やっぱり手作りって体が落ち着くなぁ」「家族にいろいろな食材を食べさせることができてよかった」。すべて作りおきがもたらしてくれた温かな感情です。(本書より)
●薬膳の知見に基づいたヘルシーな作り
著者の齋藤菜々子さんは国際中医薬膳師。その知識を活かして、健康的な家庭料理のレシピを提案しています。とはいえ生薬などの特別な材料はいっさい必要ありません。本書では、しょうゆ、塩、みそ、酢などの基本調味料を組み合わせることでさまざまな味を生み出すことに成功しています。もちろん短時間でさっと作れるレシピばかりで、料理をする時間がなかなかとれない方にぴったりです。
●大好評! 効能アイコンと材料写真
本書では薬膳の知見に基づいた食材の効能を、レシピの材料欄にアイコンで明示しています。これがわかりやすいと大好評。おいしいだけでなく、体にもよい料理であることを実感しながら作り、食べることができます。併せて使用する材料をひと目で把握できる材料写真も評判が良く、作りやすくて読みやすいレシピ本だと高い評価を得ています。
★本誌概要★
『基本調味料で作る体にいい作りおき』
齋藤菜々子 著
主婦と生活社
定価:1485円(本体1350円+税)
2021年10月15日発売
B5判 96ページ
ISBN:978-4-391-15652-2
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★レシピ大公開!!★ 豚肉と厚揚げのチャンプルー
傷みにくいよう、水分が出にくい厚揚げで作るチャンプルーです。
豚肉と厚揚げはパワーを補って体を潤す効能があり、キャベツは消化を助けてくれます。
※冷蔵保存2~3日
[材料と下準備]2~3人分
豚バラ薄切り肉… 100g
▶長さ4cmに切る
卵… 1個
▶溶きほぐす
厚揚げ… 1枚(180g)
▶熱湯をかけて油抜きをし、横半分に切ってから幅1cmに切る
キャベツ… 葉2枚(100g)
▶ひと口大に切る
にら… 1/3束
▶長さ4cmに切る
A 削り節… 2g
|塩… 小さじ1/4
|こしょう… 適量
サラダ油… 小さじ1
削り節、紅しょうが… 各適量
1 フライパンにサラダ油を中火で熱し、溶き卵を流し入れて大きく混ぜながら炒める。卵が半熟状になったら取り出す。
2 1のフライパンをペーパータオルでさっと拭いて強めの中火で熱し、豚肉と厚揚げを焼く。それぞれ両面に焼き色がついたら、キャベツとにらを加えて炒め合わせる。
3 キャベツがしんなりとしたらAを加えて混ぜ、卵を戻し入れてさっと炒め合わせる。
4 いただくときに削り節をふり、紅しょうがを添える。
*保存する場合は3の段階で止めておきます。冷凍保存はできません。
撮影 豊田朋子
スタイリング 駒井京子
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