徳島の<もう一面>を知るための一冊 『徳島のトリセツ』を11月24日に発売

2021年11月12日

株式会社昭文社ホールディングス
◆四国「トリセツ」シリーズの最新刊
◆<阿波国>の知られざる魅力をギュギュっと凝縮
◆徳島の多彩な魅力を地図で読み解く

<表紙>
 株式会社昭文社ホールディングス(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード:9475)とその子会社である株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役 清水康史、以下昭文社)は、マップエンターテインメント企画本『徳島のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』を、2021年11月24日より発売することをお知らせいたします。
 地元支持率が高い「トリセツシリーズ」の最新刊となる本書は、雄大な自然と人の営みが生み出した歴史や文化が今も色濃く残る、四国の東端にある徳島県を取り上げ、地形や地質、交通、歴史、文化と産業など、多彩な魅力を地図で読み解きながら、さまざまな特性を探っていきます。
<「空から見た徳島県」代表誌面>
)) 本書の概要 ((
 シリーズ共通の構成を用いて、「絶景グラビア」+「地図で読み解く徳島の大地」「徳島を駆ける充実の交通網」「徳島で動いた歴史の瞬間」「徳島で生まれた産業や文化」の4章立てとなる本書は、40近くの小テーマから、徳島県の素顔に迫ります。地元の方々が親しみやすいご当地ネタはもちろん、全国的に有名な徳島の<あれこれ>も収録している、読み応え充分の一冊です。
<「絵図で見る徳島の名勝地」代表誌面>
)) 本書の注目記事 ((
|| 地形編⇒鳴門海峡の誕生時期に迫る/日本百名山の剣山の山頂 実は約3億年前の海の底?
 ◆淡路島と鳴門市の間に位置し、「鳴門の渦潮」で知られる鳴門海峡。播磨灘と紀伊水道を結ぶ幅約1.3kmの、この狭い海峡の原型が完成したのは、約21万年前以降とされています。氷期-間氷期サイクルに伴って変動し続け、数十万年という長い年月をかけて、太平洋と播磨灘がつながり、鳴門海峡がやっと現在の形になったというのです。
 ◆日本百名山の一つで、四国で2番目に高い標高1955mの剣山。険しくそびえる峰を想像させる山名ですが、剣というにはほど遠い山容を持ち、山頂にはなだらかな平原が広がり、大昔ここが海の底だったことを示す石灰岩が点在しています。にもかかわらず「剣山」と名づけられた、そのわけとは?
<「徳島のトリセツ」地形編ページ例1>
<「徳島のトリセツ」地形編ページ例2>
|| 交通網編⇒太龍寺ロープウェイ 交走式では日本最長/東京と九州を結ぶフェリー 徳島が中継港になった理由
 ◆標高600mの山頂近くにある、四国八十八ヶ所21番札所太龍寺。そこに向かう遍路道は、昔「遍路ころがし」と呼ばれていたほどの難所でした。長さ2775mのロープウェイの開通によって、今はより多くの参拝客が訪れるようになりました。ロープが循環せず、客車が交互に往復する「交走式」ロープウェイとして日本最長を誇ります。
 ◆九州(新門司)~徳島(沖の洲)~東京(有明)間の海上1169kmを34時間30分で結ぶ航路には、「びざん」「しまんと」「どうご」「りつりん」と四国4県の名所からとった船名の大型フェリー4隻が就航しています。大都市間を往復していますが、拠点となったのが徳島市です。ロケーションやフェリーが身近な暮らしの土壌などさまざまな「地の利」が、海運業界での生き残り競争を支えています。
<「徳島のトリセツ」交通網編ページ例1>
<「徳島のトリセツ」交通網編ページ例2>
|| 歴史編⇒祖谷の平家落人伝説 他の伝承地とここが違う/阿波と淡路と庚午事変
 ◆源平合戦で敗れ、山間の秘境に落ち延びたとされる平家落人伝説は全国各地に存在しています。「安徳天皇は実は入水しておらず、お付きの者とともに逃げ延び、山間へき地に隠れ住んだ・・・」との大半の言い伝えに対して、祖谷地方の言い伝えは少し異なり、ゆかりの史跡が多いのも特徴的です。
 ◆瀬戸内海の東端に位置にあり、瀬戸内海で最大の面積を誇る兵庫県淡路島。実は約150年前までは徳島藩の領地でした。その後なぜ徳島県ではなく、兵庫県になったのでしょうか?そのきっかけは明治3(1870年)年に起こった庚午事変(稲田騒動)にありました。
<「徳島のトリセツ」歴史編ページ例1>
<「徳島のトリセツ」歴史編ページ例2>
|| 産業・文化編⇒徳島県を代表するブランド なると金時を育む土壌とは?/「キライ」って、地名?徳島県に集中しているわけ
 ◆徳島県内を東西に流れる吉野川。その河口付近には吉野川が運んだ砂が堆積した土地が広がっています。保水力の低い砂地の土壌は、稲作には適さないため、吉野川から水を引く灌漑技術がまだなかった江戸時代、下流域には畑作と漁業で生計を立てる半農半漁の村が少なくありませんでした。そんな地域の救世主となったのが、砂地でも高品質なものが生産できる、さつまいもです。
 ◆資料によると、「キライ」という地名は県内に42地点を数え、吉野川の流域を中心として、ほぼ全県に分布しています。表記は「喜来」が圧倒的に多く、徳島を代表する地名ともいえます。その語源と由来をめぐって、徳島県内の地名研究者を中心に、さまざまな説が挙げられています。
<「徳島のトリセツ」産業・文化編ページ例1>
<「徳島のトリセツ」産業・文化編ページ例2>
)) 主な特集 ((
|| 絶景グラビア 空から見た徳島県
徳島県の全24市町村マップ|徳島県の鉄道路線図|徳島県の主要道路地図|徳島県3Ⅾ鳥瞰図
|| Part1:地図で読み解く徳島の大地
|| Part2:徳島を駆ける充実の交通網
|| Part3:徳島で動いた歴史の瞬間
|| Part4:徳島で生まれた産業や文化
|| Column:データでわかる全24市町村vol.1 人口と所得|データでわかる全24市町村vol.2 農業・漁業|データでわかる全24市町村vol.3 医療
|| 写真で見る徳島の化石|写真で見る吉野川の橋|絵図で見る徳島の名勝地|徳島県ならではのご当地グルメ
<目次>
)) 商品概要 ((
商品名   : 『徳島のトリセツ』
体裁・頁数 : B5変型判、本体112頁
発売日   : 2021年11月24日
全国の主要書店・一部コンビニエンスストアで販売
定価    : 1,980円(本体1,800円+税10%)
出版社   : 株式会社 昭文社

【参考情報】
||「トリセツ」シリーズ既刊本の販売状況
2019年9月に『神奈川のトリセツ』を発売以来、これまでに40点刊行※いたしました。多数の地元紙に紹介されたほか、各書店のランキングでも上位に進出、Amazonや楽天ブックスでもたびたび品切れになるなど、既刊の地域にて密かなブームを呼んでいます。※2021年10月末現在
||「トリセツ」シリーズの特徴
・各都道府県を1冊丸ごと取り上げ、地図を読み解きながら、地形や地質、歴史、文化、産業など、その特徴や魅力を紹介。
・知られざるトリビアをクローズアップし、読み物としてのおもしろさを追求。
・ローカル色が強い地域の<もう一面>に着目し、地元の方々に、身近な地域をさらに好きになっていただける内容を提供。
|| コーポレートサイトにて、トリセツシリーズコラムを公開しております。下記よりご覧ください。
「『トリセツ』シリーズのトリセツ!?知っているようで知らない都道府県トリビア」
https://www.mapple.co.jp/9576/
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