株式会社ポプラ社
辻村深月さんによるベストセラー作品『かがみの孤城』が、2022年3月16日にポプラ社より児童文庫として刊行されます。小学生が読みやすいようにすべての漢字にふりがながつくほか、上下巻計60点の挿絵や、辻村さん書き下ろしのメッセージも収録されます。また、刊行を記念して、オリジナルグッズが当たるキャンペーンも開催いたします。
『かがみの孤城』とは
書誌詳細>>https://www.kiminovel.jp/series/kagami/
Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/459117316X
2017年の刊行以降、おかげさまでたくさんの読者に愛され、2018年本屋大賞をはじめ9冠を獲得しています。先日発表されたアニメ映画化のほかこれまでにコミカライズ、舞台化などさまざまな形で親しまれている作品です。書籍は累計130万部を突破し、これまでに7歳から93歳まで、幅広い層のファンから熱い感想の手紙が届くベストセラー作品である本作が、この度、小学生にも手に取りやすい児童文庫として刊行されます。
【STORY】
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光りはじめた。輝く鏡をくぐりぬけた先にあったのは、城のような建物。そこにはオオカミの面の少女が待ち受け、似た境遇の子どもたちが集められていた。城に隠された鍵を探すことで願いが叶えられるというが……。
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
【著者プロフィール】
作/辻村深月(つじむら・みづき)
1980年生まれ。2004 年『冷たい校舎の時は止まる』でデビュー。『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞を、『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞。他の著書に『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『ハケンアニメ!』 など多数。
絵/村山竜大(むらやま・りょうた)
ゲーム関連を中心にキャラクターやモンスターのデザインやイラストを手掛ける。参加作品として「天穂のサクナヒメ」「ポケモンカードゲーム」「FINAL FANTASY」「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」など。
ふりがなや挿絵のほか、作品世界に入り込みやすい工夫がたくさん
主人公は中学生であるものの、もともと一般読者向けに刊行された本書。単行本にも小学生読者がついているものの、読書に慣れていない小学生にとっては文字だけの500ページを超える作品を読み切るのは少しハードルが高かったのも事実です。
刊行当初から「学生時代に読みたかった」「もっと早く出会いたかった」という声が多かったこともあり、本を読みなれていない読者でも作品世界に入り込みやすい工夫を重ね、この度児童向けに刊行する運びとなりました。
イラストは、ポケモンカードゲームをはじめ、「天穂のサクナヒメ」など様々なゲームのキャラクターデザイン・イラストを手掛けてきた村山竜大さん。単行本版のイラストの雰囲気を残しつつ、子どもが親しみやすいタッチで計60点もの挿絵を描いてくださいました。
また、もくじには「“かがみの孤城”のルール」が記載され、こちらもゲームを楽しむ感覚でファンタジー設定を把握できるようになっています。
そのほか、お城の見取り図や表情豊かなキャラクターたちの交流なども描かれ、キャラクター間の繊細な人間関係や感情なども視覚的に理解しやすいようになっています。
発売記念キャンペーン開催!
キミノベル版の発売を記念し、オリジナルアクリルチャームが抽選で400名様に当たるプレゼントキャンペーンも開催します! 各キャラクターが描かれた全8種のアクリルチャームデザインはこちら。
応募方法は、本の帯についている応募券をはがきに貼って送るだけ。締め切りは2022年6月30日(木)です。
詳しくは書籍にまかれている帯の袖をご覧ください。
書誌情報
『かがみの孤城 上』
作/辻村深月 絵/村山竜大
発売年月:2022年3月
ISBN:9784591173169
ページ数:368ページ
定価:803円(10%税込)
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光りはじめた。鏡をくぐりぬけた先にあったのは、お城のような建物。そこにはオオカミのお面の少女によって、6人の子どもたちが集められていた。子どもたちにはある共通点が!? “オオカミさま”は城に隠された鍵を見つければ、願いがかなうと言うけれど……。
『かがみの孤城 下』
作/辻村深月 絵/村山竜大
発売年月:2022年3月
ISBN:9784591173176
ページ数:336ページ
定価:803円(10%税込)
家に閉じこもっていた“こころ”は、部屋の鏡の向こう側にあるお城に通うようになる。そこで出会ったのは、どこか似ている子どもたち。「この子たちとなら助けあえる!」 しかし、みんなと親しくなる一方で、城の終わりの日が刻々と近づいてくる。どんな願いもかなうという鍵はどこに? 誰が見つけるのか? 涙が止まらない、勇気と感動の物語!
書誌詳細>>https://www.kiminovel.jp/series/kagami/
Amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/459117316X
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