カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が運営する「梅田 蔦屋書店」の人文コンシェルジュであり、同店の選書プロジェクト「読書の学校」を企画した三砂慶明が編集した 『本屋という仕事』(世界思想社)を出版、6月15日より販売を開始します。
『本屋という仕事』は、本と人が集い、直接触れ合える場所である本屋に、なぜ人は敢えて訪ねるのか、書店員は仕事に何を求め、自分の個性をどう生かし、どんな仕事をつくっているのかを見つめ直した一冊です。
三砂が影響を受けた「本屋は焚き火である」という言葉を軸に据え、「火を熾す――本屋のない場所に本への扉をつくる」(はじめること)、「薪をくべる――日々の仕事から新しい価値がうまれる」(つづけること)、「火を焚き続けるために――本屋の仕事を拡張する」(ひろげること)の3つのテーマで構成し、本屋という仕事から見える、新しい働き方の形を、三砂が尊敬する各地の書店員に問いかけ、それぞれが想いを綴っています。
書店員が語る言葉を通じて、「仕事とは何か」を読者に問い、呼びかけるような本作を通じて、明日をひらくヒントにつながることを願っています。
本作の刊行を記念し、「梅田 蔦屋書店」と、「六本松 蔦屋書店」にて、本と本屋のこれからを考えるためにさまざまなゲストをお招きしたトークイベントを開催いたします。
ぜひご参加ください。
【梅田 蔦屋書店 『本屋という仕事』ブックトークフェス】
■高木三四郎トークショー「プロレス的本屋論」 (聞き手:梅田 蔦屋書店 北田博充)
これからの本屋を明るく元気なものにするためには、「普段本を読まない人に本の魅力を伝えなければならない」と問う北田が、「興味のない人を引き込んでブームを作る」という広告戦略を徹底し、顧客の裾野を広げることに成功した、プロレス業界から株式会社CyberFight(サイバーファイト)の代表取締役社長であり、現役プロレスラーでもある高木三四郎さんをお招きして本屋業界をV字回復させるためのヒントを探ります。
日時:6月18日(土) 13:00~15:00
場所:梅田 蔦屋書店 4thラウンジ
詳細・お申込み:https://store.tsite.jp/umeda/event/shop/26652-1516300516.html
■『火星の生活』『あしたから出版社』刊行記念
堀部篤×島田潤一郎トークイベント「誠光社と夏葉社の雑所得」
「誰も足を踏み入れたことのない場所で、孤独にサバイブすることの奮い起つような喜びはほかには替え難いものがある」。2015年に、個人書店「誠光社」を独立開業し、前例や慣習にとらわれないオリジナルな方法で、持続可能な本屋を実践する堀部篤さん。2009年に、それまで編集者としてのキャリアがないまま、インディペンデントな出版社「夏葉社」を創業、流行り廃りに流されない、長期的な価値観で活動を続ける島田潤一郎さん。出版業界のなかで発見された新たなフロンティアを舞台に、書店と出版社というそれぞれのプレイヤーとして、タフな冒険を続けるお二人の新刊刊行を記念し、トークイベントを開催します。
日時:6月18日(土) 16:00~18:00
場所:梅田 蔦屋書店 4thラウンジ
詳細・お申込み:https://store.tsite.jp/umeda/event/shop/26821-1202290525.html
■村井理子×三砂慶明「読書の力 本屋の楽しみ方」
古今東西の書物に精通する翻訳家、エッセイスト村井理子さんの新刊『本を読んだら散歩に行こう』には村井さんが、日々どんな本を読み、どう暮らしているのかが、本とともに綴られています。
村井さんはどのように本を選び、読んできたのか?
本屋の楽しみ方から、本との付き合い方まで、村井さんの人生を支え続けた本と読書の秘訣を伺います。
日時:6月19日(日) 13:00~14:30
場所:梅田 蔦屋書店 4thラウンジ
詳細・お申込み:https://store.tsite.jp/umeda/event/shop/26821-1202290525.html
■ 西村佳哲×三砂慶明「これからの仕事」を問い直す
働き方研究家・西村佳哲さんをお招きして、「本屋の仕事とは何か」を起点に、西村佳哲さんと二人で、これからの時代を生きていくための仕事について対話します。仕事を「単なる仕事」ではなく、<自分の仕事>にするためにはどうしたらいいのか。西村佳哲さんの『自分の仕事をつくる』を起点に、二人で、これからの時代を生きぬくための仕事について考えます。
日時:6月19日(日) 17:00~18:30
場所:梅田 蔦屋書店 4thラウンジ
詳細・お申込み:https://store.tsite.jp/umeda/event/shop/26746-1650140520.html
【六本松 蔦屋書店『本屋という仕事』刊行記念イベント】
■近藤康太郎×三砂慶明「本への扉 なぜ人生には本が必要なのか」
ゲストに作家であり朝日新聞編集委員の近藤康太郎さんをお招きして、本と本屋をテーマにトークイベントを開催いたします。
「書棚は自分の脳なのだ。本の一冊一冊は脳内を回る血液である。」(著書「三行で撃つ」より)と語る近藤さん。コロナ禍の大きな影響を受けた本屋の仕事や価値とは何なのか、なぜ人生には本が必要なのかについて、二人が語り合います。
日時:7月3日(日) 13:00~14:30
場所:六本松 蔦屋書店アートスペース
詳細・お申込み:https://store.tsite.jp/ropponmatsu/event/shop/26946-1543290531.html
【著者プロフィール】
三砂慶明(みさご・よしあき)
梅田 蔦屋書店 人文コンシェルジュ
1982年兵庫県生まれ。「読書室」主宰。大学卒業後、株式会社工作社などを経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社入社。梅田 蔦屋書店の立ち上げから参加。ウェブメディア「本がすき。」などに読書エッセイを寄稿。著書に『千年の読書――人生を変える本との出会い』(誠文堂新光社)がある。
<書籍概要>
書名 : 本屋という仕事
編集者 : 三砂慶明
出版社 : 世界思想社
仕様 : 四六判 216ページ
定価 : 1,870円(税込)
発売日 : 2022年6月15日(水)
ISBN : 9784790717706
<本書は、全国の書店、オンライン書店、以下の蔦屋書店で取り扱っております>
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梅田 蔦屋書店 人文コンシェルジュ三砂慶明が企画・編集した書籍『本屋という仕事』 6月15日販売開始
プレスリリース |
2022年6月10日
データ提供:PR TIMES
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