辞書の三省堂、「今年の新語2022」の一般公募を開始!

2022年9月9日
株式会社 三省堂
言葉は生き物。 時代を映して生まれたり廃れたりします。 あるものは長く使われ続け、あるものは儚く消えて行きます。 私たち三省堂は140年以上にわたり 言葉の出生・成長を見つめ、記録し続けてきました。 新しい言葉の誕生や用法の変化は、新たな環境や価値観を映し出します。 言葉の変遷をたどることは、私たちの生活や社会の変化をたどることでもあります。 辞書のトップメーカーである三省堂が 皆様から2022年に「よく見た」「よく聞いた」言葉を募り、 その中から辞書を編む専門家が「今年の新語2022」を選んで後世に遺します。 ベスト10に選ばれた言葉には、 国語辞典としての解説(語釈)をつけて発表します。 さあ、あなたも「今年の新語2022」に応募してみませんか。 三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2022」特設サイト https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/shingo/2022/



株式会社 三省堂(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀧本多加志)は、「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2022』」を実施し、その候補を9月7日(水)より募集いたします。読者の皆様と、三省堂の辞書を編む人の知見と英知を結集し、今年2022年を代表したり象徴したりすると思われ、今後の辞書に採録されてもおかしくない言葉を選び、後世に遺します。選ばれたベスト10の言葉には、国語辞典としての言葉の解説(語釈)を付し、選考発表会(日時は後日発表)にて発表する予定です。


言葉(新語)を公募します。

2022年に「よく見た」「よく聞いた」言葉をご応募ください。Webの応募フォームまたはTwitterによる投稿をお待ちしております。また、紀伊國屋書店新宿本店7階に設置した応募箱でもご投稿いただけます。どなた様でも、何度ご投稿いただいてもかまいません。


辞書の専門家が選び、語釈を付します。

辞書を編む専門家が選考委員となり、公平・公正な観点から「今年の新語2022」ベスト10を選定し、国語辞典としての言葉の解説(語釈)を付します。


選考発表会でベスト10を発表します。

選考発表会(日時は後日発表)にて「今年の新語2022」ベスト10を発表いたします。選考結果は三省堂のウェブサイトでも公表し、応募者の方々に抽選でプレゼントをお贈りします。


「今年の新語」とは……
この2022年を代表する言葉(日本語)で、
今後の辞書に採録されてもおかしくないものです。
候補となるのは――



「今年特に広まった」と感じられる言葉。今年誕生したかどうかは問いません。

≪昨年の例≫○○ガチャ 人流 おうち○○


自分自身や周りの人が、ふだんの会話等でよく使うようになった言葉。

≪昨年の例≫チルい 投げ銭 じゃないほう


流行語や時事用語、新しい文物でもかまいません。

≪昨年の例≫マリトッツォ ウェビナー Z世代


【従来の新語・流行語ランキングとの違い】
あくまで「今年特に広まったと感じられる新語」ということで、必ずしも「今年生まれた言葉」というわけではありません。
特定のジャンルやコミュニティーで使われていた言葉が、何らかのきっかけで広く使われるようになることもあります。使用者層や使用域の広がりと使用頻度の高さを考慮しつつ、来年以降も使われてゆくであろうと予測される日本語を辞書編集のエキスパートが慎重に選定します。つまり、辞書に載ってもおかしくない新語をバランス良く認定するのが「今年の新語」です。ベスト10には、国語辞典としての言葉の解説(語釈)を付して発表します。

過去の選考結果と選評は下記ページをご覧ください。
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/shingo/2022/archive/index.html




【三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2022」 企画概要】


実施概要:三省堂が2022年を代表する新語を募集します。応募いただいた新語などから選考委員が厳正に選考の上、「今年の新語」ベスト10を選出し、国語辞典としての言葉の解説(語釈)を付して発表いたします。
募集期間:2022年9月7日(水)~10月31日(月)
応募方法:「今年の新語 2022」特設サイトの応募フォームもしくはTwitterにて投稿してください。また、紀伊國屋書店新宿本店7階に設置した応募箱でもご投稿いただけます。
選考方法:当社刊行の4つの国語辞書『新明解国語辞典』『三省堂現代新国語辞典』『三省堂国語辞典』『大辞林』を対象に、編集委員会の先生2名と編集部から構成される「今年の新語2022選考委員会」が公平・公正な観点から厳正に選考します。
選考結果の発表:選考発表会(日時は後日発表)で「今年の新語2022」ベスト10を発表します。また、選考発表会終了後、「今年の新語2022」特設サイトに選考結果を掲載します。
賞品:期間中に特設サイトの応募フォームもしくはTwitter、また紀伊國屋書店新宿本店7階の応募箱にてご投稿いただいた方の中から、抽選で50名様に図書カードネットギフト1,000円分をプレゼントいたします。



【三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2022」 選考委員のご紹介】



■小野 正弘(おの・まさひろ)
『三省堂現代新国語辞典』編集委員

1958年、岩手県一関市生まれ。東北大学大学院文学研究科国語学専攻所要単位取得済中途退学。専門は国語史(語彙・文字・意味)。現在、明治大学文学部教授、日本語学会理事、日本近代語研究会会長。『三省堂現代新国語辞典』編集主幹。編著に『日本語オノマトペ辞典』(小学館)、共同編集に『論究日本近代語』(勉誠出版)、著書に『オノマトペ 擬音語擬態語の世界』(角川文庫)、『くらべてわかるオノマトペ』(東洋館出版)など。




■飯間 浩明(いいま・ひろあき)
『三省堂国語辞典』編集委員

1967年、香川県高松市生まれ。早稲田大学文学研究科博士課程単位取得。NHK Eテレ「使える!伝わる にほんご」講師など、日本語教育番組にも携わる。著書に『辞書を編む』『小説の言葉尻をとらえてみた』(以上、光文社新書)、『三省堂国語辞典のひみつ』(三省堂)、『つまずきやすい日本語』(NHK出版)、『ことばハンター』(ポプラ社)、『日本語はこわくない』(PHP研究所)など。


■山本康一(やまもと・こういち)
三省堂 辞書出版部長・大辞林編集部編集長

■荻野真友子(おぎの・まゆこ)
三省堂 辞書出版部『新明解国語辞典』編集部



【三省堂について】
会社名:株式会社 三省堂
本社所在地:〒102-8371 東京都千代田区麴町五丁目7番地2
創業:1881年(明治14年)4月8日
代表取締役社長:瀧本多加志
従業員数:103人(2022年8月現在)
資本金:7,000万円
事業内容:辞書、事典、学習図書、一般図書、電子出版物、小学校・中学校・高等学校教科書の出版・販売、情報提供サービス
URL: https://www.sanseido.co.jp/


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 三省堂 販売企画部
Tel:03-3230-9536
E-mail:sales-dept@sanseido-publ.co.jp
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