第42回「東京広告協会 白川 忍賞」葛西 薫氏に決定

2023年1月10日

公益社団法人 東京広告協会

(公社)東京広告協会の第42回「東京広告協会 白川 忍賞」選考委員会が令和4年12月6日に開かれ、葛西 薫氏(アートディレクター、(株)サン・アド顧問)に同賞が贈呈されることが決まった。
同賞は昭和22年に設立された日本広告会(現東京広告協会)の初代理事長・故白川 忍氏((株)資生堂宣伝普及部長、同常務取締役等歴任)より贈与された寄付金をもとに、昭和57年に制定されたもので、同氏の広告界における卓越した業績を讃えて、毎年広告の発展向上に貢献した業績や活動に対して贈られる。
贈賞は、2月22日、東京會舘で開かれる東京広告協会第95回定時総会の席上で行われる。
贈賞理由は下記の通り。 

第42回「東京広告協会 白川 忍賞」

葛西 薫氏

葛西 薫氏
アートディレクター、(株)サン・アド顧問

〈贈賞理由〉
文華印刷、大谷デザイン研究所を経て1973年(株)サン・アド入社後、長年にわたり、アートディレクターとして第一線で活躍。サントリーウーロン茶、ユナイテッドアローズ、虎屋をはじめとする数々の広告制作、アートディレクションのほか、CI・サイン計画、映画・演劇のグラフィック、タイトルワーク、エディトリアルデザインなど活動は多岐にわたり、多くの実績を上げてきた。東京ADCグランプリ、毎日デザイン賞など受賞歴多数。桑澤デザイン研究所、東京造形大学、多摩美術大学の客員教授をつとめるなど、後進の育成にも尽力している。様々な広告賞の審査にも関わるなど広告の発展に寄与し、長らく業界全体を支えてきた功績は贈賞に値する。
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