株式会社 童心社
株式会社童心社(出版社 本社:東京都文京区 代表取締役社長・後藤修平)は、「第16回 絵本テキスト大賞」の応募要項を公開しました。
日本児童文学者協会と童心社は、絵本作家の発掘と育成、また新鮮な絵本の出版を目的として、絵本テキスト(文章)を募集いたします。
大賞に選ばれた絵本テキストは、著名な画家たちのすばらしい絵のついた絵本になります。
応募期間は、2023年4月1日から6月末日まで。
皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております!
応募要項
https://www.doshinsha.co.jp/special/ehontext/oubo.html
絵本テキスト大賞とは
「絵本テキスト大賞」は、童心社と日本児童文学者協会が主催する新しい絵本作家の育成、新しい絵本の出版を目指すコンクールです。
2008年より、10年以上にわたって開催されている、歴史あるコンクールです。
応募は、絵本テキスト(文章)のみ。「物語の力」に満ちた、新しい絵本を目指す、特色あるコンクール
多くの絵本コンクールと異なり、「絵本テキスト大賞」では、絵本テキスト(文章)のみを対象としています。
もっと「物語の力」に満ちた絵本を、今までにない才能ある作家を世に送り出していきたいーー
そうした願いが込められた、特色ある絵本コンクールです。
審査は著名な現役の絵本作家がつとめます。
審査員は子どもの視点に寄り添った作品を産み出してきた、内田麟太郎さん、加藤純子さん、浜田桂子さんら著名な絵本作家と、童心社編集長の大熊悟がつとめます。
応募要項
新しい感覚の絵本の世界を!
第16回『絵本テキスト大賞』原稿募集
日本児童文学者協会と童心社は、絵本作家の発掘と育成、また新鮮な絵本の出版を目的として、絵本テキスト(文章)を募集いたします。
大賞に選ばれた絵本テキストは、著名な画家たちのすばらしい絵のついた絵本になります。
新しい絵本世界を切り拓く可能性を秘めた、瑞々しくフレッシュな感性で描いた作品を募集いたします。
また絵本としての特徴を生かしながらも、ストーリー性のある原稿を望んでいます。
たくさんの皆さんからのご応募をお待ちしています。グレードを確認してお送りください。
【募集する作品】
子どものための絵本テキスト(文章)を募集します。(絵は描かないでください)
テキストの文章は、展開を考えて場面割りをしてください。
ただし応募は最大でAグレード1編・Bグレード1編までといたします。
<Aグレード> 幼児(3~5歳)……11見開きの原稿
<Bグレード> 幼年(6~8歳)……15見開きの原稿
※「1見開き」……本を開いたとき左右のページを合わせて、1見開きといいます。
対象の子どもたちの年齢を考えた、字数・文章量にしてください。
これまでの受賞者の作品などを、童心社のサイトでご覧いただき参考にしてください。
https://www.doshinsha.co.jp/special/ehontext/list.html
【応募要項】
応募資格 プロ、アマ、国籍は問わず。15歳以上の方。
締切日 2023年6月末日。
募集期間 2023年4月1日から6月末日までとする。(消印有効)
原稿用紙 A4サイズで文章のみ。原稿は5部同封すること。
原稿は右肩を綴じ、別紙1枚に、筆名のほか本名・住所・年齢・職業・電話番号・メールアドレス、作品タイトル、また児童文学歴があれば書き添えること。なお原稿にはタイトルのみを記入し、名前などは記入しないこと。なお応募封筒にはAかBかのグレードを朱記すること。
Aグレード、Bグレードそれぞれ1編ずつまで応募可とし、自作の未発表作品に限ります。(商業出版を目的としない同人誌での発表は可としますが、その旨ご記入ください。)
応募原稿は、いかなる場合にも返却いたしません。
事務手数料として、切手を120円分同封してください。
大賞は童心社より単行本として刊行し、所定の印税をお支払いいたします。
大賞受賞者には2023年10月中に、選考委員会よりお知らせします。
また「日本児童文学」2023年11・12月号誌上にて発表し、日本児童文学者協会と童心社のホームページでも選考結果を公表します。
選考委員
内田麟太郎・加藤純子・浜田桂子・大熊悟(童心社取締役 編集長)(敬称略)
原稿の送り先&問い合わせ先
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38 中島ビル502
日本児童文学者協会『絵本テキスト大賞』宛
TEL03-3268-0691 FAX03-3268-0692
E-mail:zb@jibunkyo.or.jp
*受付締め切り後の選考期間中、電話やメールなどでのお問い合わせはお断りします。
あの話題作も! 「絵本テキスト大賞」受賞作紹介
■『たかこ』清水真裕 文/青山友美 絵(第2回優秀賞受賞作)
ある日、ぼくのクラスに転校生がやってきた。名前は「たかこ」。平安貴族の格好をして、「いと はづかし。」なんて言って昔の人みたいだ。ぼくはだんだん仲良くなったけれど、まわりとは違う「たかこ」をよく思わない人もでてきて…。
「みんなちがっていいんだよ」というメッセージをあたたかく、そしてユーモラスに伝えます。
■『かぶきやパン』かねまつすみれ 作/長野ヒデ子 絵(第7回大賞受賞作)
開店前のパン屋「かぶきや」で、なにやらパンたちが動きはじめました。
「ほんじつ 10じをもちまして、まちのパンや 『かぶきや』の、かいてんと、あいなりましてーございます!」
メロンパンにクロワッサン、あんパン、食パンなど、たくさんのパンたちによる、歌舞伎のはじまりはじまり~!
■『ちこくのりゆう』森くま堂 作/北村裕花 絵(第9回大賞受賞作)
先生、きいてえな。朝おきたら、とうちゃんとかあちゃんがカブトムシにかわっとったんや……。
ちこくのりゆうを先生に説明する形ではじまる物語は、ページをめくるたび度肝をぬかれる抱腹絶倒の展開をしていきます。
■『まいごのモリーとわにのかばん』こまつのぶひさ 文/はたこうしろう 絵(第13回大賞受賞作)
ひつじのモリーは、おでかけするのがだいすきです。森でも海でも沼地でも、ひとりでおでかけできるのでした。でも、だいたいまいごになるのです……。
どこへでも歩いていけるモリーをそっと見守るのは、なんとわにのかばん!? ユーモラスでいて心あたたまるお話。2022年2月に刊行され話題となり、同年9月には姉妹編『まいごのモリーとこうもりのかさ』が刊行されました。今後のシリーズ続刊も予定されています。
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