<東日本大震災のあの日から13回忌> 写真絵本『ただいま、おかえり。3.11からのあのこたち』2月22日 発売。東日本大震災を知らない子どもたちへ届けたい

2023年1月24日

株式会社世界文化ホールディングス
世界文化社は、東日本大震災を知らない子どもたちへ記憶を引継ぎ、希望を伝える、写真絵本『ただいま、おかえり。3.11からのあのこたち』を2月22日(水)に発売します。(※本書の印税、収益は本人の意思により震災遺児支援を行っているあしなが育英会に全額寄付されます)


東日本大震災から毎月東北へ通う写真家が、震災を知らないこどもたちへ、震災直後から現在までの12年間の東北の様子を届ける写真絵本です。 震災の悲しみを伝えるとともに、日々を生きることの大切さ、日常が決してあたりまえでないこと、毎日を大切に生きていこうという、生きるメッセージが込められています。※3月以降に、写真展の全国展開を予定しています。

12年間、月命日に東北へ通い続ける写真家


「月命日にひとりでいたくない」その声をきいてから、毎月月命日に東北へ通い続ける写真家・石井麻木。その写真とことばで構成された写真本『3.11からの手紙/音の声』(シンコーミュージック・エンタテイメント)を2014年に刊行。同タイトルの写真展「3.11からの手紙/音の声」を全国各地で開催し、東北の様子を伝える活動を続けています。

震災を知らないこどもたちへ 震災から12年


あのとき0歳だったこどもたちは小学校を卒業する年になりました。写真展で伝えていること、東日本大震災の悲しみ、その後の笑顔の軌跡、決してあたりまえではない日常の大切さ、命の尊さを、震災を知らないこどもたちにも伝えたい、繋げていきたいという想いから、この写真絵本が生まれました。 震災で亡くなられた方の13回忌をむかえる2023年3月11日。あらためて、東日本大震災と何気ない日常の尊さについて思いをはせるきっかけになることを願います。

「かなしみからもよろこびからも眼をそらさずに向き合う」


どんなに心を砕いても追いつけないかなしみがある。 それでも知った者の責任として、こういう現実がある、こういう心情を知った、そして自分になにができる、それはかなしみからもよろこびからも眼をそらさず向き合うことでした。 (本書 あとがきより)

石井 麻木さんからのメッセージ(写真・文を担当)

著者プロフィール/石井 麻木(いしい まき)
写真家。東京都生まれ。写真は写心。一瞬を永遠に変えてゆく。毎年全国各地で個展を開くほか、CDジャケットや本の表紙、映画のスチール写真、ライブ写真やアーティスト写真などを手掛ける。作品に『3.11からの手紙/音の声』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、『みんな、絵本から』(文・柳田邦男、講談社)、『CD絵本 空より高く』(作詞・新沢としひこ 作曲・中川ひろたか、クレヨンハウス)などがある。

『ただいま、おかえり。3.11からのあのこたち』
■写真・文:石井 麻木
■発売日:2023年2月22日(水)
■定価:1,980円(税込)
■発行:株式会社世界文化ブックス
■発売:株式会社世界文化社
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/441823814X/sekaibunkacom-22
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