日販グループ運営の「TSUTAYA」「リブロ」「積文館書店」「BOOKSえみたす」など全199店舗の書店のお買い物袋にBio LIMEX Bagを導入

2023年6月5日

日本出版販売株式会社
~石油由来プラスチックの使用量を年間約20トン、温室効果ガス排出量を約72トン削減~

日販グループホールディングス株式会社(代表取締役社長:吉川 英作)の子会社NICリテールズ株式会社(代表取締役社長:近藤 純哉、以下NICリテールズ)は、運営する「TSUTAYA」「リブロ」「積文館書店」「BOOKSえみたす」など全199店舗の書店のお買い物袋に、株式会社TBM(代表取締役CEO:山崎 敦義)が開発・製造・販売する、石灰石と植物由来樹脂を使用した環境配慮型の袋「Bio LIMEX Bag(バイオライメックスバッグ)」を、2023年6月1日より導入いたしました。なお、書店グループとしてのBio LIMEX Bagの導入は初の事例となります。

 日販グループは、「“やさしいみらい”を新たな文化に」をESGスローガンに掲げ、出版業界として取り組むべきエコ活動を企画・支援する「ONE ECO PROJECT」の活動や、物流資材における再生資源の活用推進など、様々なESG施策を実施しています。この度、NICリテールズが運営するグループ書店でのお買い物袋の運用の見直しを図る中で、環境性能の高いBio LIMEX Bagの導入に至りました。
 従来の石油由来プラスチック製のレジ袋から石灰石と植物由来樹脂を使用したBio LIMEX Bagに替えることにより、石油由来プラスチックの使用量を年間約20トン、温室効果ガス排出量を約72トン削減できる効果(※)が見込まれます。

 今後も日販グループは、各事業でESGの取り組みを推進し、出版業界を中心としたグループが関わる各業界の持続性の向上、地球環境や労働環境といった社会環境の改善、生活者のより豊かで持続的なくらしの実現を目指してまいります。
※TBMによるLCA(原材料調達~処分までの環境負荷の算定)より。製造条件によって変動の可能性あり。参考値であり保証値ではありません。

・「ONE ECO PROJECT」について:https://oneeco.jp/
・LIMEX 製品の環境性能について:https://tb-m.com/products/products-limex/

■ LIMEX(ライメックス)とは
 LIMEXは、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上(重量比)含む、無機フィラー分散系の複合素材です(※)。主原料が石灰石であるため、プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など、資源の保全に貢献することができます。その環境性能については、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでの製品のライフサイクルにおける環境影響を科学的に分析するライフサイクルアセスメント(LCA)という手法を用いて算定し、素材開発に活用しています。すでに10,000以上(事業所数含む)の企業や自治体等にて採用されており、世界40カ国以上で特許を取得、COPやG20などの国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」 に登録されています。
※一般社団法人日本規格協会が発行するJSA規格では「無機成分を主成分とする無機・有機複合マテリアル(JSA-S1008)」と定義されています。

■本件についてのお問い合わせ
NICリテールズ株式会社 経営企画部:須藤
TEL.03-6206-0330
E-mail: kazuhiro.sudoh@nic-retails.com
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