第6回「日本マーケティング本 大賞2023」ノミネート8作品を発表!

2023年6月13日

日本マーケティング学会
大賞は10月29日マーケティングカンファレンスで発表!

日本マーケティング学会(会長:西川 英彦)は、第6回「日本マーケティング本 大賞2023」のノミネート8作品を決定いたしました。
2022年4月1日から2023年3月31日までに日本で刊行(奥付の日付)された、マーケティング関連のオリジナル書籍(テキスト含む、翻訳を除く)を対象に1次投票が行われ、日本マーケティング学会の学会員より57作品が推薦され、条件にあてはまる56作品のうち、得票数上位8作品がノミネート作品に選出されました。なお、ノミネートは、得票数上位10作品の予定でしたが、上位9番目の得票が同票5作品あったため、審査委員会で検討の結果、8作品をノミネートとさせて頂きました。
https://www.j-mac.or.jp/bookaward/


2000名を超える研究者や実務家が所属し、マーケティングへの知見の深い日本マーケティング学会員が投票

「日本マーケティング本 大賞」は、マーケティング理論や実践の普及のため、2018年度より始めた取り組みで、マーケティングに関するお勧めできる書籍を、日本マーケティング学会員の投票により毎年選び、「日本マーケティング本 大賞」として表彰しています。

ノミネート作品の中から、再度、学会員による投票を行い「日本マーケティング本 大賞2023」を決定し、2023年10月29日(日)に開催予定のマーケティングカンファレンス(https://www.j-mac.or.jp/conference/)にて発表、および、大賞・準大賞(ベスト3)の授賞式を行います。

【日本マーケティング本 大賞2023 ノミネート 8作品】 (書籍名順)


『アートプレイスとパブリック・リレーションズ:芸術支援から何を得るのか』
川北 眞紀子・薗部 靖史(著)
有斐閣、2022年12月刊行
ISBN:4641166056
https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641166059


『イノベーションの競争戦略:優れたイノベーターは0→1か?横取りか?』
内田 和成(編著)
東洋経済新報社、2022年4月刊行
ISBN:4492534490
https://str.toyokeizai.net/books/9784492534496/


『応援消費:社会を動かす力』
水越 康介(著)
岩波書店、2022年7月刊行
ISBN:400431934X
https://www.iwanami.co.jp/book/b608016.html


『カスタマー・アドボカシー志向:デジタル時代の顧客志向戦略』
山岡 隆志(著)
有斐閣、2023年3月刊行
ISBN:4641166145
https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641166141


『進化するブランド:オートポイエーシスと中動態の世界』
石井 淳蔵(著)
碩学舎、2022年8月刊行
ISBN:4502431419
https://www.sekigakusha.com/publications/detail/series_21


『地域プラットフォームの論理:プレイス・ブランディングに向けて』
長尾 雅信・山崎 義広・八木 敏昭(著)
有斐閣、2022年10月刊行
ISBN:4641166064
https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641166066


『デュアル・チャネル:B2Bマーケティングにおける流通戦略』
石井 隆太(著)、千倉書房
2023年1月刊行
ISBN:4805112662
https://www.chikura.co.jp/category/select/pid/1132


『「持たない時代」のマーケティング:サブスクとシェアリング・サービス』
高橋 広行・CCCマーケティング総合研究所(編著)
同文舘出版、2022年5月刊行
ISBN:4495650157
https://www.dobunkan.co.jp/books/detail/003243

●「日本マーケティング本 大賞」について
対象:
2022年4月1日から2023年3月31日までに日本で刊行(奥付の日付)された、マーケティング関連のオリジナル書籍(テキストおよび電子書籍を含む、翻訳を除く)

審査方法:
・1次投票として、学会員は一人1~3作品を専用フォームにて投票
・1次投票の投票数上位10作品をノミネート本として発表
なお、得票数上位順にみて、同票のためノミネートが10作品を超える場合は、当該同票の作品は全てノミネートの対象外とします。
・2次投票として、学会員はノミネート作品の中から、上位1~3作品を選び専用フォームにて、順位をつけて投票および推薦コメントを記述
・2次投票の投票数上位より、大賞作品を決定
投票の得点換算は、1位=3点、2位=2点、3位=1点とします。
・10月開催のマーケティングカンファレンスにて、結果発表、大賞・準大賞(ベスト3)の授賞式

「日本マーケティング本 大賞」歴代受賞作品

● 日本マーケティング本 大賞2022

<大賞>
『The Art of Marketing マーケティングの技法:パーセプションフロー・モデル全解説』
音部 大輔(著)
宣伝会議、2021年12月刊行


<準大賞>
『ブランド戦略ケースブック2.0:13の成功ストーリー』
田中 洋(編著)
同文舘出版、2021年10月刊行


<準大賞>
『マーケティングの新しい基本:顧客とつながる時代の4P×エンゲージメント』
奥谷 孝司・岩井 琢磨(著)
日経BP、2022年1月刊行

● 日本マーケティング本 大賞2021

<大賞>
『ブランド・インキュベーション戦略:第三の力を活かしたブランド価値協創』
和田 充夫・梅田 悦史・圓丸 哲麻・鈴木 和宏・西原 彰宏(著)
有斐閣、2020年11月刊行


<準大賞>
『シンプルで地に足のついた生活を選んだ ヒッピーと呼ばれた若者たちが起こしたソーシャルイノベーション :米国に有機食品流通をつくりだす』
畢 滔滔(著)
白桃書房、2020年11月刊行


<準大賞>
『多文化社会の消費者認知構造:グローバル化とカントリー・バイアス』
寺崎 新一郎(著)
早稲田大学出版部、2021年2月刊行

● 日本マーケティング本 大賞2020

<大賞>
『オムニチャネルと顧客戦略の現在』
近藤 公彦・中見 真也(編著)
千倉書房、2019年10月刊行


<準大賞>
『世界標準の経営理論』
入山 章栄(著)
ダイヤモンド社、2019年12月刊行


<準大賞>
『消費者行動における感覚と評価メカニズム:購買意思決定を促す「何となく」の研究』
石井 裕明(著)
千倉書房、2020年1月刊行

日本マーケティング学会の概要

日本マーケティング学会は、日本のマーケティング力を培っていくために、理論と実践、そして他分野との深いレベルでの交流を通して「探求と創発」を目指す、2012年に発足した日本学術会議協力学術研究団体です。
2000名を超える研究者や実務家の会員が所属し、学術誌マーケティングジャーナルおよびマーケティングレビューの発行をはじめ、マーケティングカンファレンスや、30を超えるテーマが研究されるリサーチプロジェクト、魅力的なゲストを招くマーケティングサロンなど多様な「探究と創発」の場を提供しています。

設立  :2012年8月2日
参加団体:日本学術会議協力学術研究団体
会長  :西川 英彦(法政大学 経営学部 教授)
URL  :https://www.j-mac.or.jp/
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