株式会社光文社
いまや、学校の授業に俳句の時間があり、書店には関連本がズラリと並び、テレビでも常設コーナーを見かけるほどの俳句ブーム。そんななか、朝日新聞俳壇の“常連”になっている小学四年生の女の子がいます。小学校一年生から俳句を作り始め、作品は500作を超えるほどに。
「ウチの子には難しいのでは?」という先入観は捨ててください。子どもは誰もが俳句の素質を持っています。
この本は、師匠の「じっちゃん」に見てもらいながらどうやって俳句を作り続けてきたかを記した、小学生の孫娘の「十七音の記録」です。
お子さん本人でも、ご両親でも、じいじ・ばあばでも、親戚、知人でも、まずこの本を手に取って読んでいただくところから始めてください。
巻末に付録「わたしの俳句帖」がついてます。
(以下、あとがきより)
子どもは誰も俳句を詠む才能を持っているのです。生まれながらにして俳人であり詩人なのです。俳句にかぎらず、話し言葉や書き言葉を生き生きと使う能力が備わっています。
その子どもの独特の見方や考え方を見逃したり否定したりせず、きちんと受け止めてあげるだけでいいのです。
そして、言葉をていねいに投げ返してあげる。この簡単なキャッチボールの繰り返しのなかで生まれる言葉がある。それが詩であり俳句であるといっていいでしょう。
『六歳の俳句 ~孫娘とじっちゃんの十七音日記~』は、光文社より9月21日、発売!
【目次】
はじめに
序 いもうとにもうすぐあえるチューリップ
第一章 夏 びっくりまあくがすっとんだ
第二章 ひかり これがさいごのせきがえか
第三章 いのち みみずにかかれはるのあめ
第四章 少女 だれかにあげるためのかみ
第五章 希望 いいことがあるかな
第六章 こどもは誰でも俳人です
巻末特別付録 「わたしの俳句帖」
【著者プロフィール】
かとう・ゆみ◎千葉県内の小学校に通う四年生。祖父の勧めで俳句を六歳から始め、小学生ながら朝日俳壇で入選を果たす。いまや朝日俳壇に入選する数少ない小学生のひとりでもある。将来の夢は、スクールカウンセラー。好きな食べ物は、お寿司、ばっちゃんの蕎麦、じっちゃんのオムライス。
加藤 宙(かとう・ちゅう)◎1943年、茨城県生まれ。66年茨城大学教育学部卒業。同年、教員生活に入り小学校教諭から大学の非常勤講師まで務め、89年、インドネシアのスラバヤで日本人学校教頭に。帰国後、小学校校長、中学校校長などを務め、退職後も幼稚園園長や教育に関わる仕事に携わる。幼稚園から大学まで全学校教育段階の指導、小1から中3までの担任を経験。俳句については、2007年から作句、「朝日俳壇」に投稿。「頷かぬ眼の真直に鳥交る」の句が金子兜太選で初入選。14年、「微笑みに虹を残して子の眠る」で第30回「朝日俳壇賞」受賞。短歌では18年、平成29年度「NHK全国短歌大会」特選に。「朝日俳壇」入選55句、「朝日歌壇」入選28首。
【書籍概要】
書名:六歳の俳句 ~孫娘とじっちゃんの十七音日記~
著者:かとうゆみ、加藤宙
発行:光文社
発売日:2023年9月21日(水) ※流通状況により一部地域では発売が前後します。
価格:1,430円(税込み)
版型:四六版ソフトカバー
総ページ数:152P
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「朝日俳壇」の"常連"小学四年生の初句集!『六歳の俳句 ~孫娘とじっちゃんの十七音日記~』は、光文社より9月21日発売
プレスリリース |
2023年9月21日
データ提供:PR TIMES
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