デジタルサイネージで東京の本屋さんを盛り上げる!「BOOKS Vision」プロジェクトを始動

2024年2月20日

東京都書店商業組合
本に関係するCMなどの動画を放映するデジタルサイネージを東京都75書店に導入。東京都書店商業組合オリジナルコンテンツも放映中!

東京都書店商業組合(所在地:東京都千代田区、理事長:矢幡 秀治)は、「BOOKS Vision(ブックスビジョン)」プロジェクトを2023年10月1日(日)より都内75書店で開始しました。
本屋の店頭や店内にモニターやタブレットを設置し、デジタルサイネージを導入する、というデジタル技術の角度から本屋を盛り上げることを目指します。


▲設置写真1.(書房すみよしシャポー小岩店) ▲設置写真2.(タロー書房)


▲設置写真3.(大和書店)


▲プロジェクトロゴ(2種類)
※「BOOKS Vision(ブックスビジョン)」は商標登録出願中です。(2024年2月16日現在)

近年、電子書籍の台頭・書籍のネット購入率の増加などを受け全国の本屋の数が激減しています。2000年には21,495店舗存在した本屋が2020年には11,024店舗(※)と約半数にまで落ち込み、東京都にある街の本屋を中心に組織する当組合の加盟店舗数もまた、2022年1月時点で287店と1984年の1426店のピークから約80%も減少しています。

書店数が減少しているなか、書店の活性化や売上増大を目指して、当組合ではデジタルサイネージを用いた「BOOKS Vision(ブックスビジョン)」プロジェクトを始動します。デジタルサイネージでは、文庫・コミックス・雑誌など本に関係する広告や、本にまつわる雑学・書店商業組合書店がおすすめする本の紹介動画など本プロジェクトのオリジナルコンテンツを放映しています。本プロジェクトでは、本屋に立ち寄る楽しさや実際に本を手に取るきっかけにつながることを目指しています。そして今後も、本屋を盛り上げるため本に関する様々な広告やコンテンツを展開していきます。

※出典:出版科学研究所

■東京都書店商業組合オリジナルコンテンツについて
(1)教えて本屋さん
クイズを取り入れながら本にまつわる雑学を紹介するコンテンツ。

▲テーマは「本のパーツ」

(2)組合員のオススメ
東京都書店商業組合員がオススメしたい本を紹介するコンテンツ。

▲銀座堂書店 庭崎雅彦さんのオススメ本「剣豪将軍義輝」

(3)本にまつわる名言
歴史上の小説家や偉人の本にまつわる名言を紹介する短いコンテンツ。

▲フランスの小説家「スタンダール」の名言

その他にも毎週更新の「コミックス新刊情報」「週刊ベストセラー」、毎月更新の「注目の新刊」といった週次コンテンツや月次コンテンツも制作し放映しております。

「BOOKS Vision(ブックスビジョン)」プロジェクトでは、サイネージ内で放映する広告を随時募集しております。本プロジェクトへの広告出稿を検討される場合は、東京都書店商業組合までご連絡ください。

(オリジナルコンテンツの動画制作やデジタルサイネージの導入については、株式会社エイトリンクスに一部業務を委託し、運営しています。)

■担当者コメント
東京都書店商業組合 プロジェクト特別委員会 大和書店 田中委員長
東京都中小企業団体中央会のご支援により、書店にデジタルサイネージを展開し、新刊情報等の様々な情報を提供できる仕組みを用意することができました。今後もお客様に有益な情報を配信することにより、雑誌書籍をご購入頂くことで、書店の収益改善が図られることを期待しております。

■東京都書店商業組合について
東京都書店商業組合は、東京都にある中小書店(街の本屋)が中心となって組織されています。明治20年に発足した「東京書籍商組合」が元となり、現在に至ります。当組合は、街の本屋が生き残っていくために、読書推進・増売運動・共同購買・取引条件改善等に取り組んでいます。多くの良書をお客様に直接手渡すことができる街の本屋を存続させることが、社会への大きな貢献であるという自負を持ち、今後も活動してまいります。
公式サイト:https://tokyo-shoten.or.jp
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/tokyo-shoten

東京都・東京都中小企業団体中央会 中小企業組合等新戦略支援事業に係る特別支援『デジタル技術活用による業界活性化プロジェクト』
本事業は東京都中小企業団体中央会より委託を受け、東京都書店商業組合が運営しています。

■株式会社エイトリンクスについて
エイトリンクスは小学館のグループ企業です。出版業界を中心としたエンターテイメント分野をIT技術で支援する活動をしています。私たちは豊かなサービスを提供するには作り手も楽しみながら企画・開発・制作をする必要があると考えています。日本を代表するコンテンツを私たち自身が誰よりも楽しみながら世界に向けて発信し続けます。
公式サイト:https://www.8-lynx.co.jp

【 取材/掲載の問い合わせ窓口 】
東京都書店商業組合 事務局 柴崎
TEL : 03-3291-0853 FAX : 03-3294-7230
E-mail : kumiai@tokyo-shoten.or.jp (対応時間:平日9:00~17:00)
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