【ふるさとの味 おふくろの味】61 私のアジフライとこれから(房日新聞・押本裕也記者)
粗めのこがね色の衣は「サックサクッ」、一口かみしめれば「フワッ」としっとり広がるう…続き

粗めのこがね色の衣は「サックサクッ」、一口かみしめれば「フワッ」としっとり広がるう…続き
夕日が西に傾いて北アルプスの稜線に沈む頃、空は一面オレンジ色に染まる。畑仕事に精を出す父と母はまだ帰ってこない。辺りが…続き
私はいわゆるグルメとは真反対の、野菜や豆腐を薄味で煮ただけとかそういう粗食の類を好む。そのルーツは、家事を担ってくれて…続き
「おかあさん、またこがしたの?」週末の朝、次女が起きてくるなり言った。「こないだもホットケーキこがしてたよね」。そうです…続き
文化通信社が毎年発行する文字・活字業界の人物名鑑『新聞人・出版人』の最新版を、本紙「The Bunka News」デジ…続き
「おふくろの味」と聞かれた時、即答できる中国出身の人はどれくらいいるだろう。共働きが一般的で、祖父母が住み込みで家事や…続き
越後平野のど真ん中で生まれ育った私は、ふるさとの味というと「笹だんご」を思い出す。あん(餡)をヨモギ入りの米粉の餅でく…続き
奈良県の郷土料理の一つ、「茶がゆ」を知ったのは、県外から奈良県に移り住んで3年目、奈良新聞の記者1年生のときだった。初…続き
私は昭和44年、京都・西陣の本屋の奥で生まれました。市電が走っていた表通りには、うちの本屋をはじめ電気屋、パン屋、看板…続き
オランダへ渡って20年ちょっと。「懐かしい日本のふるさとの味は?」と聞かれてまず思いついたのは、今は亡き大叔母の作って…続き