【ふるさとの味 おふくろの味】57 祖母が育てたインゲン、誇り高き母の「唐辛子炒め」(桃山学院大学講師 彭永成)
「おふくろの味」と聞かれた時、即答できる中国出身の人はどれくらいいるだろう。共働きが一般的で、祖父母が住み込みで家事や…続き
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越後平野のど真ん中で生まれ育った私は、ふるさとの味というと「笹だんご」を思い出す。あん(餡)をヨモギ入りの米粉の餅でく…続き
奈良県の郷土料理の一つ、「茶がゆ」を知ったのは、県外から奈良県に移り住んで3年目、奈良新聞の記者1年生のときだった。初…続き
私は昭和44年、京都・西陣の本屋の奥で生まれました。市電が走っていた表通りには、うちの本屋をはじめ電気屋、パン屋、看板…続き
オランダへ渡って20年ちょっと。「懐かしい日本のふるさとの味は?」と聞かれてまず思いついたのは、今は亡き大叔母の作って…続き
このあいだ、小学3年生の息子が「せかいいちおいしいアイスクリームしってる?」と聞いてきた。「知らない。教えて」と答えた…続き
前職の新聞記者時代に、滋賀県大津市に赴任した。それまでは「ふなずし」の存在すらよく知らなかった。聞きかじった話では、伊…続き
弊社の発行エリアとなっている秋田県の北鹿地方は、青森、岩手両県に接しており、山々に囲まれた緑豊かな盆地だ。郷土料理、家…続き
滋賀県に越してきて6年。このコラムの執筆にあたり、他所からやってきた私が滋賀のふるさとの味を語ることに四苦八苦していた…続き
信州塩尻・桔梗ケ原に生まれた記者にとって、ブドウは幼いころから、当たり前すぎるほど身近な存在だった。通った中学校や通学…続き